テーマ:ひきこもりの様々なカタチ(20)
カテゴリ:こわれ者の祭典
こわれ者の祭典東京公演に行ってきた。参上から車で向かうmiruっちのグループと一緒に、関越道で東京へ。この日のメンバーは、mifuっち、ねーさん、くぅちゃん、Sさん、Iさん、Hくん。オレを入れて8名。
開場まで時間があったので、新宿のガード下のラーメン屋“岐阜屋”で昼食を摂る。ねぎラーメンを頼んだのだが、これがとっても美味かった! 会場の新宿ロフトプラスワンに到着した。余裕を持って着いたつもりが、地下2階へ続く長い螺旋階段にすでに長蛇の列ができている。開場までしばし待つ。 入場して開演を待っているとNAMARAの江口さんから声を掛けられて、周佐さんのステージへの上がり降りを手伝ってもらえないかと訊かれた。無論即答でOK。周佐さん華奢だから軽いかと思っていたら、意外と重い。いわゆる“お姫様抱っこ”をしながら、ステージへの階段を上がる。キックボクシング・ダンスで鍛えておいてよかったぜっ! それはさておき、東京公演も今回で4度目。会場の雰囲気も、もう慣れ親しんだものだ。今回はステージ上のパフォーマンスと共に、客席の様子や雰囲気を味わうことを心がけた。回を重ねる程に増える観客数は、こわれ者の公演がいかに多くの人たちに関心をもたれ、必要とされているかを物語っている。 会場で、ネットで繋がっているおブタさんに声をかけていただいた。オフでお会いするのは初めて。オレを見かけて声をかけてくれたことがうれしかった。 新宿ロフトプラスワンは、“こわれ者の祭典”でしか行ったことがないが、これほどまでに人を呼び、また真剣な眼差しを向けられるイベントも珍しいのではないかと感じる。アイコさんやKacco さんのパフォーマンスや大久保長男さんの映画上映では、文字通りしわぶきひとつ聞こえない程の静けさの中で、会場全体がしっとりとしたせつなさに包まれるかのようだ。反対に、DAIGOや周佐さん、トークでのKacco さんや月乃さんがステージに上がると、こわれ者たちの腰砕けトークに、会場のそこここから笑い声があがる。喜怒哀楽のあふれるステージは、こわれ者芸人のみんなが個性派ぞろいだからこそ。個性的…って、何も人と違った風に振舞うことじゃない。自分を偽らなければ、どんな人でも皆がそのままありのままで個性派ぞろいなのだ。どんな時だって実は、個性を殺すのは他ならぬ自分。自分の属性に埋もれて目立たなくすることも生きる知恵かもしれない。でも、そのことによって何を手離しているのかを、考えることには意味があると感じる。自らを偽らない芸人集団“こわれ者の祭典”のパフォーマンスには、『自分が自分であること』について考えるヒントがたくさん散りばめられている。…。“こわれ者の祭典”は、個々の抱えている生きづらさの枠を超えて、観る目と聴く耳を、これから多くの人々に与え続けるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/30 02:25:56 AM
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