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マックの文弊録

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2006.02.02
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カテゴリ:小言こうべえ
◇2月2日(木曜日); 旧睦月五日 壬戌

ログを随分サボっていたから、日付を遡って旧正月元日から埋めていったのだけれど、段々実際の暦に追いついてきた。何となく嬉しい。
昔の人は「もの言わぬは腹膨るるわざ」とおっしゃったけれど、僕の場合も同じらしい。一定のピッチで何かを外に向かって発信していないと、色々澱のようなものが心に溜まっていってしまうのだと思う。

をするのは相手がいることだから、ものを言っても必ずしも澱が流れてすっきり、結果満足とはなりがたい。会話において意気投合、至極満足というのは、関心の分野、知識の水準、思考の傾向・深度、人品の如何などにおいて、相互に一致する必要はないけれど、組み合わせの相性がうまくないと実現しない。そんな相手は求めても中々いるものではないから、いつも多かれ少なかれ「腹膨るる」気持ちは残るのだ。

れに較べてブログは、読む相手が予め分かっていないから、自らの好きな事を自らの好きな水準で遠慮なく文章に綴ることができる。
ブログそのものの作成画面は、編集機能はないし、文章の全体像が「見え」ない。文章は、文字と単語の羅列だけではない。音にした時のリズムや旋律、それに文章の「模様」というか、見た目も重要だ。そう思うから、僕の場合、予めワードを使って文章を綴り推敲したあと、それをブログの作成画面に貼り付けている。
そうして、出来上がったブログを自分のページにアップさせるボタンを押す時は、後架で水を流すが如き快感を覚える。
・・・・待てよ、後架は禅寺のお便所のことだ。永平寺の後架は水洗だったかしら?ま、何れにしろ自らの排泄物を水の奔流で始末する、あの爽快感である。
そんな風だから、僕のブログには読者が増えない。多くの方々のブログのカウンターは五桁や六桁の数字が普通に並んでいて、面白いほど数字が増えていく。僕のブログのカウンターはやっと四桁のまま、遅々として蝸牛の歩みを続けている。排泄物が大人気を博すことなど期待する方が可笑しいから、これはまぁやむを得ない。

介の市井の凡夫でももの書かぬと腹膨るるのだから、皇室の方々のご不自由はまことに察するに余りある。やんごとなきお腹の辺りには、大量の澱が宿便の如くにわだかまっていることであらせられると拝察する。
そこへ来て、皇室典範改正を今国会に上程するか否かの議論が又出てきている。もうあんなアホらしい議論はとっくの昔に終わっているのかと思っていたら、未だシコシコ続いていたらしい。

前にもこの場に書いたが、僕は女系天皇には反対である。極めて真っ当な根拠を以って反対なのだが、既に書いたから、くだくだしく繰り返さない。唯二つだけ指摘すると、先ず天皇の継承を論じるに際して、有識者会議なるものに皇族がお一人もメンバーに招かれていらっしゃらないのは、どう考えてもおかしい。次に、皇位の継承を、民草の代表である国会で決するのは筋が通らない。本来皇族ご一統の長たる皇位を云々できるのは、先ずはお身内の方々であるべきだろう。その結果を国民統合の象徴としてどうするかは、これは国会の仕事である。
若し我が親族一統の長を決めるのに、議論の間はつんぼ桟敷置かれ、「町内会で決まりましたから、次はお嬢さんになってもらいます」などといわれたらどうする。僕なら怒り狂って「余計なお世話だ!」と切り捨てる。これはごくまともな正論である。

う思っていたら、先日週刊朝日に「雅子妃殿下の離婚の可能性」という記事が出ていた。なるほど、そういう手があったか!
妃殿下は外務省キャリアご出身の才媛である。巷のハナちゃんやチエちゃんより、頭の働きは鋭く、世間にも明るくていらっしゃる。海外経験も豊富にお持ちである。それが皇室にお入りになって以来、「皇位継承者を産むための畠」扱いだ。つまりは繁殖牝馬だ。甚だ直裁で失礼な申し上げようだが、宮内庁長官を始め周辺の本音は、外向きの表現をどんなに糊塗しようと、つまりはこれに尽きる。
これは、民間ご出身の、頭の涼やかな彼女には如何にも耐え難いことだろうと拝察申し上げる。既に長きに及んでしまっているご病気も中々ご本復は難しかろう。それに国会で継嗣問題が声高に議論されるようなことにでもなったら、人間として居た堪れないお気持ちにおなりであろうことは、容易に想像できる。
だったら離婚なさればよろしい。

室典範の細目に離婚の規定がどのようにあるか、そもそんなものが有るかどうかも知らないが、週刊朝日の記事を見る限り、不可能な事ではないらしい。日本の皇室がお手本にしている英国の皇室には前例が既に山ほどあるじゃないか。それにわが国には、かつて「三年嫁して嗣子無きは去る」という民間ルールもあった。妃殿下が市井の「雅子さん」にお戻りになって、ニューヨークかロンドン辺りで、愛嬢とお暮らしにでもなれば、いっそ新しい境地を開かれて、ご自身にもまた国民にも良い結果が出るのではなかろうか。その上でブログでもなさって、回想や思うところをどんどんアップなされば、大人気を博すこと間違いない。

情のことは置いて、離婚そのものは皇太子殿下にも不名誉にはならない。皇位継承問題はその上で、先ずご一統の方々でご相談なされば宜しかろう。そして、国民、国会の議論とすればよい。個人の不幸と、国体の不都合をない混ぜてあれこれすることはあるまい。
どうだろうか?






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最終更新日  2006.02.03 18:11:19
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