カテゴリ:よもやま話
◇ 6月12日(金曜日); 旧五月二十日 戊子(つちのえ ね): 赤口、東京日枝神社山王祭
日本時間で今朝早く、国連のWHOは新型インフルエンザに関する警戒レベルをこれまでのフェーズ5からフェーズ6に上げると宣言した。それと共に新型インフルエンザを「2009インフルエンザ」と正式に命名した。当初の「豚インフルエンザ」から「新型インフルエンザ」に、そして「2009インフルエンザ」と、名前の方は出世魚のように変化したわけだ。 名前はまぁそんなものかと思う。 しかし、警戒レベルがこの分野では最高のフェーズ6、つまり「パンデミック」にまで上がったのは、豪州やチリを始めとする南半球でこのインフルエンザの患者が急増しているのが理由だという。 南半球は今は晩秋で、これから冬の季節になる。それもあって感染者が増えているのだそうだ。 南半球でのこういう傾向は北半球でのこれからを占うものであり、この地域での推移如何は北半球の冬の時期に2009インフルエンザがどうなるかを推測するよすがになるのだそうだ。 それで疑問。 どうして風邪は冬にはやるのだろう? 風邪は冬にひくというのは何とはなしに常識になっている。だから「夏風邪はバカが引く」などと云われる。季節はずれの病に冒されるなどバカくらいのものだということなのだろう。 でも、どうして冬なのか? 今日その疑問を友人の一人にぶつけたら、「だって冬は寒いから」と至極当たり前のことのように言われた。 何故寒いと風邪をひくのだ?そう食い下がったら、「冬は乾燥していて、喉がやられるでしょう!?」といわれた。「寒いと体がブルブル震えるでしょう」ともいわれた。 訳が分からない。しかしこの友人にとってはそんな事を質問する事自体が分からない、そんな事に疑問を持つ僕自体が夏風邪を引いて文句も言えないバカだと云わんばかりの様子であった。 乾燥していて風邪が流行るのだったら、アラブやアフリカの砂漠地帯は年中風邪が流行っていていいはずだ。寒いから風邪が流行るというなら、ウィルスは夏季より冬季により順応しているという事になるが、先日読んだ資料によるとウィルスは70℃以下-30℃以上であればその生存・繁殖力には大きな影響を受けないのだそうだ。 それならどうして「風邪は冬に流行るのか?」 誰かご存知の方、ちゃんとした説明をしてくださる方は居らっしゃらないだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.12 22:25:45
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