カテゴリ:カテゴリ未分類
私の地元には,若者契約会というものがあり,総会において,塩竃神社への代理参拝者(代参者)に選ばれ,先日お参りをしてきました。
我々の若者契約会は,江戸時代の天明の大飢饉(ききん)の時に発足したといわれ,220年を超える伝統のある契約会です。俗にいう農村部の長男会的にもので,集落の全戸が加入しています。1月の若者契約会(総会)には原則として全員出席することになっており,若者の情報交換の場として貴重な存在となっています。 塩竃神社への代参(代表者4~5人)は,持ち回りで参拝することになっており,10年ぶりぐらいに当たりました。 代参者としては,代参金の入った箱を持参し,神社へ代参金を納め,御札(ふだ)をいただき,加入者に御札を配布するまでが仕事になります。 2月上旬の塩竃神社には少し雪がありました。 伝統の木の箱です。 塩竃神社代参講という箱になっています。 御札を預かりました。 帰る時に,畜産農家の方が「撫で牛(なでうし)」というのを一生懸命撫でていたので,紹介いたします。 撫で牛とは,諺で「商売は牛のよだれ」(商売が牛のよだれのように細く長く続くように,の意)とあるように,牛は撫でるとよくよだれを出すところから,祈願奉納されたようです。 結構かわいい表情をしていて,鼻の所は”テカテカ”に光っていました。 昼食を食べ,地元に帰り,各戸に御札をお届けし,無事任務を終えました。 次に代参が回ってくるのは10年後ですが,誰といけるか楽しみです。 農産園芸環境課 M.I お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.25 19:31:14
|