2008/05/21(水)12:43
乗る直前に行ってしまう確率
さて、昨日の「牛乳カップラーメン」の追記でも書きましたが、中国四川大地震でとうとう2次災害が出ました。 元々 予測されていたもので、危険個所はかなりの数になります。
これから雨が降るたびにその危険性は増します。 危険個所の把握はしているでしょうが、いずれも山間部。 それにこれは人力ではどうにもなりません。 重機が必要。
ところが、道路の倒壊などで重機などが搬入しにくい。 それを考えても当然わかりますが、対策は後手にならざるを得ません。 まだまだこの手の災害は増えると思います。
日本の救助隊も入るのが遅すぎました。 まあ 中国の躊躇がそれを招いたのですが・・・
どうやらミャンマーもやっと外部の受け入れを決めたようです。 まあ これも場所はかなり限定はされるでしょうけど・・・
ところで、話は変わりますが、5月に入ってからガソリン価格は上昇の一途をたどっています。 私もバイク通勤ですから、多少の影響はありますが、やはり使う量はしれてます。
しかし 自動車を使っている方はかなりの負担増。 特に仕事で使う人にとっては痛烈な痛手だと思います。 現在 160円を超し、まだあがる勢いです。
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石油元売り大手の出光興産は13日、原油価格の高騰を受けてガソリンの16日以降の卸値を1リットル当たり5円引き上げると発表した。 1日も7円値上げしており、ガソリンにかかる暫定税率(1リットル当たり25.1円)分も合わせると4月比で計37.1円高になる。
今後、他の元売り各社も値上げする可能性が高く、小売価格は1リットル=160円を突破する見通しだ。
元売り各社は原油高による調達コスト増と暫定税率の復活を受けて、5月の卸値を30円前後引き上げている。 月に2回卸値を改定する出光を除くと大手のほとんどは改定が月1回だけのため、直近の原油価格の高騰を踏まえ、6月の卸値で値上げが相次ぐとみられる。
石油情報センターによると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格は7日現在で159.6円。 暫定税率復活前の4月28日と比べると29円高く、更なる値上げで家計負担が増しそうだ。(2008年5月13日 毎日新聞)
●ガソリン、初の160円台に=原油高騰が追い打ち-12日現在
石油情報センターが14日発表した石油製品の価格動向調査によると、12日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(全国平均)は160.1円となり、1987年の統計開始以来、初めて160円の大台に乗せた。
前週に比べ0.5円の上昇。 ガソリン税(揮発油税など)の暫定税率復活に加え、歴史的な原油価格の高騰を背景に、石油元売り各社が5月1日に卸値を大幅に引き上げた影響が広く浸透した。(2008年5月14日 時事通信)
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しかし どこまであがるんでしょうか? ホントにもういいかげんにしてくれって言いたいですね。
さて、私はいつもはバイク通勤ですが、雨の日には電車に乗ります。 たまにしか乗らないから、電車の時刻表などは知らないが、意外と電車が「乗る直前に行ってしまう」ことが、多いような気がする。
ということで、本日のネタは 「乗る直前に行ってしまう確率」
尚、昨日のネタは 「牛乳カップラーメン」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ
私が朝に乗るメイン路線の某私鉄は市内主要駅に着く直前に待ち時間がけっこうあり、遅れることが多いから到着時間がマチマチ。
その駅から乗り換えるわけだが、家を同じ時間に出て、なおかつ同じ時間の電車に乗っても、乗り換え駅ホームに着く時間は数10秒~数分違う。
この時間の違うのが原因だと思っていたが、タマタマ同時刻に着いても、歩く速度によっても数10秒は違ってくるので、それもあるのだろう。
これを電車通勤の人に話すと、みなさんけっこう「乗る直前に行ってしまう」ことがあるらしい。 ひどい人は2日に1回くらいあるという運の悪い人もいた。
「ああ、今日も行ってしまった」 そう思いながら次の電車を待つ数分間、妙に口惜しい時を過ごす羽目になっていることがあるそうだ。
そのとき、次の電車に乗り込むと、必ず何人かが駆け込んでくるもの。 きっと彼らも急いでいるわけではなくて、口惜しい思いをしたくないだけなのだろう。
ところで、そいういう場合、本当に運が悪いのだろうか? ということで「電車が直前に行ってしまう確率」を計算してみることにした。(またまた ヒマ人)
私が朝の通勤に使っているのは、某私鉄とJRとの某乗換駅。 乗降客は結構多い。 乗り換え駅で降りてから改札出口までは一番近い場合、100m前後。
だが 階段を降りなければならず、この階段がけっこう混む。 階段から遠い位置で降りると、階段で人がつっかえて数秒は足踏み状態になる。
さて、改札出口を通過して50mほど歩き(これがまた階段を昇らなければならない)、まっすぐ20m行くと、乗り換えのJRの改札口。 そこを過ぎて、また階段を降りやっとホームにたどり着く。
が、たいていこの階段を降りるときに電車が行ってしまうのだ。 歩く時間が1分、改札から階段を降りきるまでは、だいたい15秒ほど。
「電車が直前に行ってしまう」パターンは次の3つ。
1. 扉が直前に閉まってしまうパターン →とても口惜しい。
2. 階段を下りる15秒の間に扉が閉まってしまうパターン
→けっこう口惜しい。
3. 階段に着いた時点で、既に電車が発車しているパターン
→発車後10秒間は電車が見える。 ちょっと悔しい。
1~3のどれかに当てはまる時間は、60+15=75秒間。 朝のラッシュ時、電車は5分(300秒)間隔で運転している。 従って、電車が直前で行ってしまう確率は、75÷300=0.25となる。
特に運が悪くなくても、10日に2.5回は口惜しい思いをするという結果になる。
帰りはどうか。 帰宅時に使うのは朝と同じJR駅。 地中深部を走る路線で、改札を通ってかなり長い階段orエスカレータを下ってやっとホームに至る。 改札口から階段orエスカレータまで10秒弱。 階段で45秒、エスカレータで35秒ほどかかる。
電車が直前で行ってしまうパターンは次の3つ。
1. 扉が直前に閉まってしまうパターン →とても口惜しい。
2. 階段を降りる35~45秒の間に扉が閉まってしまうパターン
→音だけ聞こえてけっこう口惜しい。
3. 駅の改札口に着いた時点で、既に電車が発車しているパターン。
→発車後20秒間は吹き上げる風で電車が行ったのが分かる。 ちょっと悔しい。
1~3のどれかに当てはまる時間は、エスカレータに乗ったとして、10+35=45秒夕方も5分間隔なので、45÷300≒0.15 10日に1.5回は、電車は行ってしまうのだ。
これが少し時間が遅くなると8~10分間隔になる。 そうなると、いったん逃すとしばらくホームで待つことになる。
同様に8分間隔として計算してみると、45÷480≒0.1 やはり10日に1回は、電車は行ってしまう。
朝と夕方とを合わせると、別に運が悪くなくても10日に3.5~4回は、乗る直前に電車が行ってしまうことがわかった。 思っていたよりずっと多い。
ただし これは駅に近い時点で電車が来ていることを条件としています。
運の悪い人が「2日に1回」の感覚とほぼ同じで、その人が特別運が悪いわけではないのだ。 もっとも階段を駆け降りたり、駆け昇ったりすれば間に合うことはある。
しかし 駆け込み乗車はかなり危ない。 少し早めに出て、悠然と電車を見送ったほうがいい。 と思うが、あなたはいかが?
尚、過去の計算シリーズとしては、
「還元率」、「確率」、「ミニ限界点」があります。
ご覧になってない方で興味がありましたら、こちらもどうぞ。
◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。
●別ブログ5/12の新着は「鹿せんべい」
前回は「お米をもっと食べよう」 こちらも見てね
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