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カテゴリ:医療
毎日 中国四川大地震ネタで申し訳ないですが、被災地付近はこれから雨が続くそうです。
2次災害が心配されます。 これ以上の被害が出ませんように・・・ 日本の緊急医療団も現地に到着していますが、「後方の総合病院での治療に当たって欲しい」という中国側と、「被災地近くで緊急医療をしたい」という日本側との意見の相違で調整が難航しています。 まあ お客さま扱いしたい中国側の事情もあるんでしょう。 日本でも阪神大震災のときにスイスの緊急援助隊が到着した際、真っ先にホテルに案内した というバカバカしい行為もありました。 <追記> 結局 調整がつかず、活動できなかったようです。 成都入りして丸1日近く過ぎても調整がつかない。 先に派遣された日本の緊急援助隊も、活動場所が二転三転し1人の生存者も発見できず帰国した。 繰り返された活動場所をめぐる日中間の思惑の違いは、国境を越えた緊急支援の難しさを浮き彫りにした。 と、速報があります。<追記おわり> そして、この前 ご紹介したNGO・国際医療ボランティア組織 AMDAはいち早く医療支援活動を開始しています。 また 高山市のNPO法人が薬剤支援を計画しています。 ----------------------------------------------------------------- 中国・四川大地震を受け、20日に四川省入りする高山市のNPO法人「サポート.CC」の川上哲也理事長が17日、同市内で取材に応じ、「まず、どのような支援ができるか調査する。 国内外の被災地での災害ボランティアで培ってきた支援ノウハウが提供できれば」と意欲を示した。 川上さんは薬剤師の資格を持ち、2006年のインドネシア・ジャワ島地震、07年の新潟中越沖地震などで支援活動をしてきた。 特に、海外の被災地では薬が足りなくなることが多く、「困っている人たちに直接、必要な薬剤を手渡してきたい」と、スタッフと風邪薬や整腸剤などの確保に力を入れている。 今回は、女性スタッフと2人で向かい、30日に帰国する予定。 中国政府からの要請を受けた渡航ではないため、どこまで被災地に入れるかは分からないが、川上さんは、「被災地をつぶさに見ることができれば、復興に役立つ支援を考えることができる」と話している。(2008年5月18日 読売新聞) ----------------------------------------------------------------- ところで 2日前の記事ですが、こんな痛ましい内容の記事を見つけました。 ----------------------------------------------------------------- 「お母さんはあなたを愛していたよ」 中国・四川大地震に襲われた北川県で、赤ちゃんをかばう形で死亡、発見された母親が携帯電話にメッセージを書き残した。 母から幼い我が子への「遺書」になった。 新華社通信によると地震発生翌日の13日昼、建物の崩壊現場で女性は両手を地に突き、ひざまずいた状態で発見された。 捜索にあたった隊員が死亡を確認し別の場所へ移ろうとした時、声が聞こえた気がした。 一人の隊員が女性の体の下を探った。 「赤ちゃんもいるぞ。まだ生きてる!」 助け出された男の赤ちゃんは生後3、4カ月ほど。母親が覆いかぶさっていたおかげで無傷で、すやすやと眠っていた。 赤ちゃんをくるんでいた毛布から携帯電話がこぼれ出た。 画面には「いとしい赤ちゃん。もし生き延びられたら、お母さんがあなたを愛していたことを覚えていてね」の文字。 救援活動で多くの死を見てきたはずの隊員たちも、メッセージを回覧して涙を流さない人はなかったという。(2008年5月19日 毎日新聞) ----------------------------------------------------------------- なんとも痛ましい光景です。 言葉が出ません。 現場にいればとても直視できないでしょう。 尚、前のコメントレスでも書いたように、私自身 かの国とともに体質的には好きじゃありません。 職業柄 過去に中国の製鉄所建設やその他のプラント建設の仕事の一環をやってきました。(もちろん日本の大手企業orJVの下請けの下請けですが・・・) そして 受注企業が煮え湯を飲まされたことを何度も見聞きしています。 前にも言いましたが、中国人は同胞意識が非常に強いです。 そして 身びいきも非常に強いです。 だから 知っている人間にはものすごく義理人情に厚い。 が、反面 知らない人、商売に関してはすごく非情、というか、かなり身勝手です。 もちろん全部ではありませんが、そういう人が多い。 まあしかし これが国民性なんですけどね。 ちょうど日本人がはっきりものを言わないで、「何を考えてるのかよくわからない」と非難されるのと同じでしょう。 だけど 今回被災したのは下位層の人。 特に今回は小中学校の校舎が多く倒壊して、生徒が被害にあいました。 小さい子供には何の罪もありません。 ところで、前に「糖尿病防止 その1」を書いてから、かなり日数が経っているのに気がつきました。 ということで、本日のお題は 「糖尿病防止 その2」 尚、昨日のお題は 「乗る直前に行ってしまう確率」 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 糖尿病のインスリン作用不足は徐々に進行するので、自覚症状のないことが多い。 従って自身の変調に気が付いていないことが多いのです。 ある地域での糖尿病啓発運動の一環として、任意に抽出したの人たちに問診票に答えてもらい、その後 検査をしたそうです。 問診票は「血糖値が高いと言われたことがある」、「肥満気味である」など10項目の質問に答える形式になっており、「血糖値が高い」、「肥満」、「高血圧と言われたことがある」、「親、兄弟に糖尿病がいる」などに「ハイ」と答えた人に「糖尿病とその予備軍」と判定された人が多くいました。 また 「ハイ」の項目が多いほど「糖尿病とその予備軍」の比率が高いという興味ある成績が得られたとのことです。 そして 現在「糖尿病の治療をしていない」と答えた人は89%でした。 しかし 糖尿病の治療をしていないと答えたにもかかわらず男性の12.4%、女性9.6%が「糖尿病、またはその可能性がある」の基準に達しており、なかには空腹時血糖が313mg/dI、ヘモグロビンA1c(血糖値の1~2か月の平均)14.1%と極めて重症の糖尿病の人がいたそうです。 正常成人の空腹時血糖の正常値(mg/dI)は、70~110であり、食後でも140以上には上昇しません。 空腹時血糖が126以上、あるいは随時(食後)血糖が200以上の場合には「糖尿病型」の疑いがあります。 ただし 一時的なものではないことを確かめるため2回以上測定し、血糖値が高ければ糖尿病と診断します。 また、口渇、多飲、多尿、体重の減少など典型的な症状があったり、ヘモグロビンA1cが、6.5以上か、網膜症合併のいずれかがあれば、1回だけの検査でも糖尿病と診断します。 糖代謝異常の最も有効な検査は経口糖負荷試験で、前夜から10時間以上絶食した早朝空腹時に、ブドウ糖75gを飲み、30分、60分、120分後に採血します。 空腹時126以上、2時間値200以上のどちらかであれば「糖尿病型」、空腹時110未満、2時間値140未満のどちらかであれば「正常型」、正常型にも糖尿病型にも属さないものを「境界型」と呼びます。 境界型は糖尿病に移行する率が高く、アメリカの糖尿病予防プログラム研究では、3年間に30%が糖尿病を発病している という報告があります。 また 境界型は網膜症、腎症など糖尿病特有の合併症は少ないが、動脈硬化症を発症する危険率は正常者より高く、半年~1年ごとの経過観察が必要となっています。 日本人では、2時間値の上昇が空腹時血糖値の上昇に先行する場合が多く、軽い糖代謝異常を積極的に把握するためには、空腹時血糖の測定だけでは不充分であり、経口糖負荷試験を行わなければ正確な診断はできません。 糖尿病は、1型、2型とも遺伝因子の関与が大きいので、親や兄弟に糖尿病患者がいないかも詳細に調べる必要があります。 そして 糖尿病は合併症を併発していることが多く、どのような合併症を持っているかどうかで食事療法、運動療法など治療法が大きく異なります。 合併症の検査には通常 下記のものがおこなわれます。 眼底検査、検尿(たんぱく、微量アルブミン)、腱(けん)反射・振動覚・糖尿病神経障害検査、心電図、胸部レントゲン撮影、血圧測定、血液生化学検査 その他、肝機能、血中脂質、一般血液検査などもすることがあります。 ほおっておくと大変なことになりますよ。(どこのTV番組みたいですが・・・) ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 ●別ブログ5/12の新着は「鹿せんべい」 前回は「お米をもっと食べよう」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月22日 00時02分49秒
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