2008/05/31(土)22:08
姿勢が悪いと・・・
紫陽花の八重咲く如く、弥(や)つ代にを、
いませわが背子、見つつ思(しの)はぬ
作:橘諸兄(たちばなのもろえ) 万葉集より
5月も今日で終わり、明日からは6月。 ちょっとうっとうしい梅雨のシーズンですね。 残念かどうかはわかりませんが、私はこの梅雨のシーズンに生まれました。
正月や 冥土への一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
昔は数えで歳を勘定しましたから、お正月で1つ歳をとるんですね。 今風に言えば、
誕生日 冥土への一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
また 1つ冥土に近くなる。(メイドだったらいいんだけど・・・)
ところで、私は長年バイク通勤していますが、バイクに乗ってると脳が活性化されるか? という実験が行なわれています。
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オートバイを運転すると脳が活性化されるか?
“脳トレ”で知られる東北大学の加齢医学研究所・川島隆太研究室とヤマハ発動機は、二輪車が脳に与える効果を調べる共同研究を始める。 結果は本年度中に出す予定。
二輪車運転では両手・両足が異なる動作を行う上、バランス感覚が必要。 四輪車より体力や運動神経、反射神経が必要で、気候や温度変化などにも敏感になる。
「オートバイユーザーは、実年齢より若く見られる人が多いとも言われている」という。
研究では、二輪車の運転が脳の活性化に影響を及ぼしているのかどうか、必要な神経の動きや、外界からの刺激に対する脳の反応について研究を進める。
具体的には、携帯型の光トポグラフィー機器を使い、運転時の脳機能の変化を読み取る。 また、乗っている人と乗らない人との運動神経、反射神経、空間認知力などを数値化していく。
乗っていなかった人が乗るようになった場合の数値変化などを通じ、二輪車の乗車と脳の活性化の関連について調べる。
川島研究室は、製品やシステムが利用者の脳に与える影響を評価し、企業による新製品開発などにつなげる産学連携に取り組んでおり、今回の研究もその一環。(2008年5月19日 ITmediaニュース)
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「オートバイユーザーは、実年齢より若く見られる」 これは確かに以前からよく言われていることです。
また 運動神経、反射神経などもいいため、心のバランス感覚にも優れている とも言われています。 果たして、これが“脳トレ”になっているのでしょうか?
ところで、47弦の詩人さんが、6月に島根・出雲でコンサートをされます。 お近くで、時間の都合のつく方はぜひ おいでください。 無料です
●ハープコンサートのお知らせ
【フューネラルフェア】入場無料 予約不要
日時 6月7日(土) 午後2時~3時
場所 セレモール公善社 島根県出雲市塩治町911-2
TEL 0853-23-6002
ということで、本日のお題は 「姿勢が悪いと・・・」
尚、昨日のお題は 「漢方薬 その3」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ
●姿勢が悪いと不調をまねく
一日中、デスク仕事をしている人が増えているためか、猫背の人が増えているようです。 私も一日中PCとにらめっこしています。
しかも CAD操作で画面が細かいため、つい前のめりになってます。 かなり悪い姿勢をやり続けててるわけですね。
そもそも 姿勢が悪くなると、どんな影響があるのでしょうか?
姿勢が悪くなると、脊柱(せきちゅう)に負担がかかります。 脊柱、つまり背骨のことですが、その中心は空洞になっていて、中には脊髄(せきずい)という脳からの指令を伝える神経束が入っています。
姿勢が悪くなると、脊柱の並びが崩れるため、神経が圧迫され、神経伝達がうまくいかなくなってしまいます。 その結果、内臓の働きが悪くなったり、筋肉の働きや身体活動もうまくいかなくなってしまうのです。
脊柱は頚椎(けいつい)7個、胸椎(きょうつい)12個、腰椎(ようつい)5個、そして仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)という多くの椎骨(ついこつ)で構成されており、自然なS字カーブを描いています。
脊柱は小さな椎骨が積み重なりS字カーブを描いていますが、それは人間が二本足となり、重力とうまく向き合う必要性から出来上がったものだといわれます。
こうした特殊な構造だからこそ、いろいろな動作をすることができます。
でも 悪い姿勢が習慣化し、一部の椎骨だけに負荷がかかってしまうと、その並びを保つことができなくなり、さまざまな不具合が起きてしまうのです。
身近なところでは腰痛、肩こり、冷え、坐骨神経痛、しびれ、などがあげられますが、脊柱の周辺には神経だけでなく、血管も走っているため、血行が悪くなることもあります。
私も年中 肩こり(というより 首のこり)はあります。 まあ 上記のように つい前のめりの悪い姿勢をやっていますから、一種の職業病とも言えますね。
ところで 余談ですが、野球のバッターがホームランを打つことができるのは、実は脊柱のS字カーブのおかげ。 手の筋肉だけでバットを振っても決してホームランにはなりません。
脊柱が大きくしなることで、身体全体がひとつとなって大きなパワーが生まれ、ホームランとなるんです。
手の筋肉だけでホームランを打とうとすると、脊柱に負担になるだけでなく、手の筋肉を傷めてしまいます。
最近、運動が大切だといわれていますが、方法を誤ると脊柱に負担がかかったり、どこかの筋肉だけに負荷がかかって逆効果になることもあるので、注意が必要です。
例えば 腹筋運動がそうです。 足首を持ってもらって上体を起こすことが腹筋運動だと思っている人がいますが、腰を傷めやすいので、普段鍛えていない人は傷める危険があります。
腹筋がない人がこの腹筋運動をいきなりすると、腹筋よりも脊柱と太ももの付け根を結ぶ大腰筋という筋肉に力が入って、腰に負担がかかったり、首に力が入り、首を痛めてしまうことがあるそうです。
腹筋以外のところがつらいのは、腹筋運動にはなっていないのでご注意を。
普段から鍛えているアスリートなら、足首を持って上体を起こす腹筋運動をしても体を痛めることは少ないのですが、腹筋が弱い人が行うと、腹筋以外の部位に力が入り、腰や背中、首を痛めやすいのです。
腹筋が弱い人はまず、首と肩甲骨の後ろに高めの枕を置いてあお向けになります。
そして 足首は固定しないで、両膝を立てた状態で、息を吐きながらお腹に力を入れ、できるだけお腹を凹ませてみてください。
それだけで充分 腹筋運動になります。 また、普段から背すじを伸ばして座り、少し力を入れてお腹を凹ませるよう意識するだけでもいい刺激になるので、ぜひ試してみてください。
次回は 「悪い姿勢を正す」 乞う ご期待!
◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。
別ブログ 衝撃の内容です。 アクセス数は徐々に落ちてますが、順位はドンドンあがってます。 やはり興味深いのでしょう。
●別ブログ5/23の新着は「長野・聖火リレー裏話」
前回は「鹿せんべい」 こちらも見てね
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