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カテゴリ:医療
言(こと)問わぬ、木すら紫陽花、
諸弟(もろえ)らが、練の村戸にあざむかえけり 作:大伴家持 万葉集より <ものを言わない木でさえ、あじさいのように色鮮やかに見せてくれますね。それ以上に言葉をあやつる諸弟たちの上手い言葉に、すっかりだまされてしまっています。> ここ 大阪は雨は降っていませんが、どんよりした曇り空。 低気圧が広がっており、明日は雨模様だそうです。 明後日からは6月、そろそろ梅雨の季節です。 さて、本日の週末のお約束 温泉シリーズは業務多忙のため、お休みします。 先日、神戸港に「海王丸」が寄航し、小学生らに「環境について」を実践させました。 ----------------------------------------------------------------- 主要国(G8)環境相会合の開催に合わせ、神戸市内外の小学生50人が環境について考える「海王丸子ども船上環境会議」が24日、中央区波止場町の神戸港中突堤に停泊中の帆船「海王丸」で始まった。 「みなとまち神戸からシロクマを救おう!」をテーマに海洋学習や船上体験をし、25日には「環境メッセージ」を発信する。 地域や学校内で環境問題に率先して取り組むリーダーを育てようと、神戸青年会議所が主催。 子どもたちは事前に、地球温暖化が北極のシロクマに及ぼす影響などについて、専門家から話を聞くなどして学習してきた。 この日は、5班に分かれ、帆を張る作業や船特有のロープ結びなどに挑戦。 海を汚さないために洗剤を使わず、半分に割ったヤシの実で甲板をそうじする方法を教わると、子どもたちは「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声で、デッキを力強く磨いていた。 こうべ小6年、大道令渚さんは「足がとても疲れたけど、地球に優しいそうじのやり方だと分かった」と話していた。 また、公募で選ばれた市民千人を対象にした船内見学会も開かれた。(2008年5月25日 神戸新聞) ----------------------------------------------------------------- 市販の合成洗剤には海面活性剤が多く含まれています。 この 海面活性剤、確かに汚れをよく落としますが、けっこう悪さをするんです。 詳しくは、過去ログ「洗剤の恐怖!」をご参照ください。 ところで、47弦の詩人さんが、6月に島根・出雲でコンサートをされます。 お近くで、時間の都合のつく方はぜひ おいでください。 無料です ●ハープコンサートのお知らせ 【フューネラルフェア】入場無料 予約不要 日時 6月7日(土) 午後2時~3時 場所 セレモール公善社 島根県出雲市塩治町911-2 TEL 0853-23-6002 ということで、本日のお題は 「漢方薬 その3」 尚、昨日のお題は 「食料自給率 その3」 増えつづける耕作放棄をとりあげています。 ご覧になってない方はこちらもどうぞ 前回は漢方特有の【証】、【気・血・水】をお伝えしました。 今回は、漢方薬の飲み方や、その注意について です。 ●漢方薬の飲み方ですが、食前または食間に、が基本です。 新薬(西洋薬)は食後に飲む場合が多いのですが、漢方薬は「食前または食間に飲む」というのが基本です。 食前とは食事の30分以上前のことです。 また 食間を食事中のことだと勘違いしている人がいますが、食事と食事の間という意味で、食後2時間くらいが目安です。 漢方薬の成分の多くは腸内細菌によって吸収されやすい形に変えられるため、食前や食間の空腹時のほうが成分がすみやかに腸に届き、効果を発揮しやすくなるのです。 エキス剤とは煎じ薬を濃縮・乾燥するなどして顆粒や錠剤に加工したものです。 煎じ薬に比べて匂いも少なく、飲みやすくなっています。 飲むときは、コップ1杯程度(200cc)の水か白湯で。 冷水は胃を刺激するので、あまりおすすめできません。 牛乳やジュース、コーヒー、お茶などと一緒に飲むと、胃の中で反応して漢方薬の薬効成分が変化したり減少したりすることもあるので、できれば避けたほうがいいでしょう。 また 飲み忘れにすぐに気づいたら、食後に飲んでもかまいません。 ただし 次の服用時間近くまで時間が経ってから気づいた場合、飲み忘れた分は飲まないほうが無難。 次の回に2回分を一気に飲むのもいけません。 漢方薬のなかには効き目の強いものもあるので、適量以上飲むと、思わぬ副作用が出ることもあります。 1回分はあきらめて、次回から時間を守って飲むようにしてください。 薬局で市販されている西洋薬の痛み止めや風邪薬(総合感冒薬)は、多くの人に対応できるように作られています。 しかし、漢方薬はひとりひとりの体質や症状に合わせて処方されるテーラーメイドの薬です。 そのため 同じ症状でも体格や体質が違えば、処方も違うものになることがあり、自分用に処方された漢方薬がほかの人に合うとはかぎりません。 人の薬を飲んで逆に症状を悪化させてしまったり、思わぬ副作用が出ることもあるので、人にあげたりするのはやめましょう。 エキス剤のほとんどは顆粒状なので、湿気を嫌います。 通常、顆粒のエキス剤は1回分ずつアルミパックで個包装されており、湿気は入り込みにくくなっていますが、湿度の高い場所での保管は避けたほうがいいでしょう。 座薬のように高温で溶けるということはありませんが、できるだけ変質を防ぐために、直射日光を避け、冷暗所で保管してください。 冷蔵庫に入れる必要はありません。 また 小さな子供が誤って口に入れないよう、手の届かない場所に置いてください。 ●一時的に体調が悪くなることもあります。 漢方薬を飲みはじめてから数日後、倦怠感、眠気、便秘・下痢、発汗、肌荒れなどの体調不良が起こることがあります。 漢方薬の副作用の場合もありますが、症状が出てくるのを境に体調が急速によくなるという兆しでもあり、「好転反応」あるいは漢方特有の言葉で「瞑眩(めんげん)」と呼んでいます。 好転反応による体調不良は長時間続くものではなく、長くても数日程度。 それ以降は以前よりよい状態になります。 ただし 好転反応か副作用かは区別がつきにくいことがあるので、体調不良が起きたら必ず病院で診てもらいましょう。 ●慢性疾患には、飲み続けることが大切です。 漢方薬には風邪などの急性症状のあるときに飲んで即効性を期待する頓用タイプのものと、アトピーなど慢性の病気や体質改善を目的として長く飲み続けるタイプのものとがあります。 タイプによって飲む期間は異なりますので、事前に必ず医師や薬剤師に何を目的に飲むのか、どの程度飲み続けるものなのか確認してください。 長く飲み続けることで効果が現れるタイプでは、「少し症状が改善したから」と自己判断で勝手に服用をやめると、結局、薬の効果が出ないこともあります。 医師の指導のもと、ゆっくり効果を待つことも必要です。 ●副作用・アレルギーについて 漢方薬は副作用が少なく、体に優しい薬です。 しかし「まったく副作用がない」というわけではありません。 証に合わない処方を飲み続けたり、大量に服用すると副作用が現れることもあります。 また 漢方薬に含まれる特定の生薬成分に対してアレルギー反応を示す人もいます。 副作用やアレルギー反応などが現れた時点で医師に相談し、服用中止などの適切な処置をすれば問題はありません。 西洋薬同様、服用後のチェックも必要なのです。 尚、前回の「漢方薬 その2」(←クリック)はこちら。 ◆行方不明の ケイ君 まだ見つかっておりません。 長くなりそうなので、お知らせはヘッダーに移動しました。 別ブログ 衝撃の内容です。 アクセス数は徐々に落ちてますが、順位はドンドンあがってます。 やはり興味深いのでしょう。 ●別ブログ5/23の新着は「長野・聖火リレー裏話」 前回は「鹿せんべい」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は承認後でないと投稿表示できません。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月31日 12時53分26秒
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