2008/08/16(土)11:24
古銭
お盆中日 明日は精霊送り。 各地で送り火や精霊流しの行事が行なわれることと思います。
で、再び「精霊流し」←クリック
オリンピックたけなわですが、日本のメダルも、はじめはかなり落としましたが、中盤 挽回してそこそこ取っているようです。 まあ あまり期待をかけられすぎると、プレッシャーで、思う存分力を発揮できないこともあります。
共産圏の選手などは成績如何で、帰国後の今後の生活にも影響するので必死ですね。 ま それ以外でも、スポンサーの意向とかでいろいろあります。 なかなか純粋にアマチュアスポーツとして臨むのは難しいこの頃。
しかし 平和のスポーツ祭典、オリンピックの精神を忘れず、各選手たちにはがんばってもらいたいものです。
さて、日本経済もかげりが見え始め、政府、日銀もこれからの舵取りを模索しています。 日銀発表でも減速を追認しました。
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日銀は18、19日に開く金融政策決定会合で、景気の情勢判断を下方修正する方向で検討に入った。 4―6月期の実質GDPが前期比マイナスになったことなどを踏まえ、「さらに減速」との判断を変更し、景気の停滞色をにじませる。
政策金利は緩和的な水準にあり、現行の0.5%で据え置く見通しだ。 政府は8月の月例経済報告で景気後退を事実上認めており、日銀もほぼ同じ認識を示す。(2008年07月14日 日本経済新聞)
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私たちにすれば「何をいまさら」という感じも否めないですが、後退局面をうまく処理していかないと、とんでもないことになります。 政府の対応はいかに・・・ ま あまり期待すると腹が立ちますけどね。
職業上 私たちの仕事は企業の設備投資関係を扱います。 よって、景気後退などは世間さまより だいたい半年くらい前にわかります。 もっとも 政府だって調べれば、同じようにわかるはずですが・・・
ところで、日銀の扱うのはお金ですが、少し前 大阪の遺跡で、保存状態のよい古銭が発見されたそうです。
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大阪市天王寺区の細工谷遺跡で5月、市文化財協会が、奈良時代の和同開珎(直径約2センチ)1枚をぴかぴかの銅色のままで発掘した。 素材本来の色がわかる極めて珍しい例。
出土した場所の上流に貨幣の鋳造工房があったとみられ、下流へ流される途中で表面が磨かれ、地下水を豊富に含んだ地層に埋もれたために酸化を免れたらしい。
同市中央区の大阪歴史博物館で今月27日~10月27日、発見時の写真と現物を展示する。 小倉徹也学芸員は「すぐに変色すると直感して写真撮影したが、見つけて15分でくすんでしまった。 約1300年前のみずみずしい色に驚いた」。(2008年08月09日 読売新聞)
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この和同開珎などを手軽に見られるお菓子がある。 和同開珎や寛永通宝など、日本の古銭や小判を型どった、非常に渋いビスケット菓子、「エースコイン」
ということで、本日のお題は 「古銭」
尚、昨日のお題は 「きれい好き Part1」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ
それと、け・せら、せらー!さん よりブラジル人日系出稼ぎ労働者の実態をご報告いただきましたので、リンクしておきます。
こちら→「日系出稼ぎ労働者の実態」
また ブラジルの義務教育、以前はプリスクール(文字の読み書きを学ぶ)を終え、7歳から小学校に入学し8年生(中3同等)まででしたが、2年位前に改定があったようで、今ではプリスクールを小1と見なし、6歳の1年生から9年生までが義務教育です。 そのなかの小4までが、基本教育となり、小5から中等教育となるようです。 とのこと。
ついでに、日本での外国人就労者の子女については義務教育は適用されず、各自治体が強制できません。 保護者の任意です。 ただ 就学するについては、適法就労ビザを持っている子女については授業料などは無料です。
さて、補足が長くなりましたが、本題です。 このお菓子、実は、今から40年ちょっと前に販売されていたものの復刻版。「わが国最古の貨幣」といわれる、7世紀後半の富本から、1938年発行の十銭アルミニウム青銅貨まで、20種類の古銭型ビスケットがラインナップされている。
20種類もあると不勉強ゆえか知らない古銭だらけで、食べながらチェックしていっても、「洪武通宝」や「元豊通宝」、「削頭千」など、存在そのものや、どのぐらいメジャーなものなのか、分からないものだらけである。
発売元の「日清シスコ株式会社」によると、2002年にリニューアルされたのち、今年の2月に再発売されたそうで、一番のウリは、「20種類のコインをかたどった、おもしろさ感です」とのこと。 味や古銭のラインナップには変更はないそうである。
元々の発売のきっかけについては、
「昭和39年ごろ、空前のコインブームが到来しまして、小学生から大人まで、幅広い年齢層がコレクターになった時代がありました。 そこで、ブームにあやかり、コインにヒントを得まして、古銭を型どったビスケットが誕生したというわけなんです」とのこと。
そういえば私もコインを集めたことがあった。 当時は記念切手も人気で、今でもコイン、記念切手の一部は残っている。 もっとも高価なものはひとつもないが・・・
「エースコイン」の20種類のラインナップの基準については、
「『歴史的特徴が古文書等で確認できる』、『文字、柄がはっきりしたものが現存している』、『ビスケットの型として復元性がある』という3つが、選定基準になっています」ということなのだそうである。
ほどよい甘さがどこか懐かしく、ホッとする感じの味でサクサク食べながらパッケージの解説を見てチェック、「おっ、これなんだ、『新二十円金貨』、1897年発行。 へぇ~」とかいうのが、楽しいお菓子である。
ところで、20種類のコインビスケット、1袋でちゃんとコンプリートされているのだろうか? なんとなく気になったので、その全貌を確認してみた。
1袋に入っていたビスケットは、全部で74枚。 ちゃんと20種類すべてが確認できた。(商品によって、内容のばらつきはあります)
その内訳で、最も多かったのが、760年発行の万年通宝で、実に9枚が入っていた。 なんか、この「万年」のヤツが、あまりにもしょっちゅう登場してくるので、「万年、発行しすぎだよ」と、インフレ化した通貨だったかのような気持ちにもなってくる。
次に多かったのが、「富本」と、現在の500円硬貨にちょっと似た感じの「桐一銭青銅貨(1916年)」の6枚。
逆に最も少なく、レアビスケ化していたのが1408年発行「永楽通宝」で、1枚しか入っていなかった。 こうなると逆に、この「永楽」自体がなんとなく貴重な古銭のような気がしてきたりして・・・
いろんな通貨の名前を知ることができ、ちょっと賢くなった気分になれるお菓子です。
和同開珎は708年、富本銭は683年頃で貨幣としては富本銭のほうが最古であるが、通貨としては和同開珎であり、富本銭は通貨として流通したかどうかの検証はされていない。
シリーズ化してしまった懐メロ
「いちご白書をもう一度」、「それが大事/大事MANブラザーズバンド」、「あの時君 は若かった/ザ・スパイダース」
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