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まちままの絵本日記

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2010年09月09日
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カテゴリ:絵本紹介

新潟県直撃か~!? と警戒していた台風台風9号は大きくそれていってくれました。

でも、約1ヶ月ぶりの貴重な雨雨と、涼しさを運んでくれましたスマイル

 

こちら、柏崎では早生品種の稲刈りがピークを迎え、昼過ぎになると風に乗って稲藁の匂いが漂ってきます。う~ん 秋の匂いですぶた

さて、今日紹介する絵本は、
「きつねにょうぼう」 長谷川摂子:再話 片山 健:絵 福音館書店

きつねにょうぼう

また楽天ブックスには画像ないのね~しょんぼり  絵本ナビにはこちらから

絵本のどこにも書いていないんですが、おそらく新潟県の民話だと思います。
(ラストの「いちご さけた どっぺん」から推測)
修正 : 新潟県にも伝わっていますが、広く各地に狐女房の民話はあるようです。最古の物は岐阜県らしい??

このお話の終盤、稲刈りのシーンがあるんです。なのでなんとなく今の時期(稲刈り時期)に読み聞かせしたくなるんですが、

絵本の表紙には椿の花と狐。絵本の中盤、きつね女房が椿の花にみとれてうっかり尻尾を出してしまうところで、一面の椿の花の絵があります。(たぶんここがクライマックス)

そして、ラストは雪が降り積もる絵と、次のページでまた残雪に咲く椿の花。

で、やっぱり読むなら椿の季節(冬から春)なのかな・・・と迷ってしまい、椿の季節に開くと、やっぱり稲刈りの時期・・・と、結局今まで読めずじまい。

季節に関係なく読めばいいのよ~と言う仲間もいますが、やっぱり季節とマッチしていた方がムードがあっていいですよね。

今日も「きつねにょうぼう」の絵本を開き、しばし考えてました(今月は4回当番がある)

 

このお話は母親の深い愛情が書かれています。

人間の女に化けた狐が貧しい若者の嫁になり、男の子が生まれます。男の子が3歳になった頃、美しい椿の花にみとれていた母狐、うっかり尻尾を出してしまい、それを息子に見られてしまう。狐とバレたら一緒に暮らせないと狐に戻って山に帰っていくのですが、その別れのシーンがたまらなく切ないです。片山健さんの絵の母狐の顔と「なあに、おかあさん?」って表情の息子。その次のページには狐に戻った母を放心状態で見つめる息子の表情。
山に帰った母狐は息子と夫のために不思議な稲の苗を植えます。実りの秋を迎えても穂の出ない稲。しかし穂のあるあたりが狐の尻尾のようにふくれていて、中から白い米が出てきます。

 

片山 健さんの絵本をもう1冊

「おなかのすくさんぽ」 片山 健:作  福音館書店

おなかのすくさんぽ    またまた表紙画像なし 絵本ナビはこちらから
(福音館書店の絵本の画像は少ないね~)

茶色メインの絵は意外と遠目がきいて、お話も面白いので読み聞かせ向きだと思います。

今の時期、読むのにいいと思いますよグッド






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Last updated  2010年09月10日 15時34分45秒
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