|
カテゴリ:絵本紹介
新潟県直撃か~ と警戒していた台風9号は大きくそれていってくれました。 でも、約1ヶ月ぶりの貴重な雨と、涼しさを運んでくれました
こちら、柏崎では早生品種の稲刈りがピークを迎え、昼過ぎになると風に乗って稲藁の匂いが漂ってきます。う~ん 秋の匂いです さて、今日紹介する絵本は、 また楽天ブックスには画像ないのね~ 絵本ナビにはこちらから 絵本のどこにも書いていないんですが、おそらく このお話の終盤、稲刈りのシーンがあるんです。なのでなんとなく今の時期(稲刈り時期)に読み聞かせしたくなるんですが、 絵本の表紙には椿の花と狐。絵本の中盤、きつね女房が椿の花にみとれてうっかり尻尾を出してしまうところで、一面の椿の花の絵があります。(たぶんここがクライマックス) そして、ラストは雪が降り積もる絵と、次のページでまた残雪に咲く椿の花。 で、やっぱり読むなら椿の季節(冬から春)なのかな・・・と迷ってしまい、椿の季節に開くと、やっぱり稲刈りの時期・・・と、結局今まで読めずじまい。 季節に関係なく読めばいいのよ~と言う仲間もいますが、やっぱり季節とマッチしていた方がムードがあっていいですよね。 今日も「きつねにょうぼう」の絵本を開き、しばし考えてました(今月は4回当番がある)
このお話は母親の深い愛情が書かれています。 人間の女に化けた狐が貧しい若者の嫁になり、男の子が生まれます。男の子が3歳になった頃、美しい椿の花にみとれていた母狐、うっかり尻尾を出してしまい、それを息子に見られてしまう。狐とバレたら一緒に暮らせないと狐に戻って山に帰っていくのですが、その別れのシーンがたまらなく切ないです。片山健さんの絵の母狐の顔と「なあに、おかあさん?」って表情の息子。その次のページには狐に戻った母を放心状態で見つめる息子の表情。
片山 健さんの絵本をもう1冊 「おなかのすくさんぽ」 片山 健:作 福音館書店 茶色メインの絵は意外と遠目がきいて、お話も面白いので読み聞かせ向きだと思います。 今の時期、読むのにいいと思いますよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年09月10日 15時34分45秒
[絵本紹介] カテゴリの最新記事
|