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テーマ:法律についてのあれこれ(91)
カテゴリ:少子化・男性と女性・親と子
けっこうずっと議論されてきた皇室典範の改正ですが、3月にも改正案が提出されるようですね。
「3月に典範改正案提出 女系天皇に根強い抵抗も」(共同通信 1月2日) 皇室典範 第1章 皇位継承 第1条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。 第2条 皇位は、左の順序により、皇族に、これを伝える。 1.皇長子 2.皇長孫 3.その他の皇長子の子孫 4.皇次子及びその子孫 5.その他の皇子孫 6.皇兄弟及びその子孫 7.皇伯叔父及びその子孫 2 前項各号の皇族がないときは、皇位は、それ以上で、最近親の系統の皇族に、これを伝える。 3 前2項の場合においては、長系を先にし、同等内では、長を先にする。 連休中に初詣にとある神社に行ったとき、参道に女系天皇反対の看板が出ていました。 「女性天皇と女系天皇の違いがわかりますか?」とその看板に書いてありました。 上記共同通信にも「女性天皇はこれまで10代8人が在位したが、自民党の一部や無所属の平沼赳夫元経産相らは、男系維持の伝統を重視して女系天皇に強く反対している。」とありました。 違いね・・・ あんまり分からなかったんです・・・それほどの違いがあるのか。 ※女性天皇、男系・女系については、こちらがわかりやすかったです。↓ 「女性天皇なしは憲法違反?」(All About) 反対意見の記事はこんな感じでした。↓ 「寛仁さま、『あまりに拙速』=今度は月刊誌で発言-有識者会議を批判」(時事通信 1月9日) 「寛仁親王:『一度切れた歴史はつなげない』女性天皇に異議」(毎日新聞 1月3日) で、「女系」天皇反対ですが、 伝統や遺伝子を重視することがそんなに重要なのか? 血を重視するのであれば、女系でも血のつながりがあることには変わりないと思うのですが。 とにかく愛子さまが女性天皇になることはいたしかたないけれど、その後の天皇はとにかくどっかから探してきて男系になるように、との反対意見があるみたいです。 上のAll Aboutの記事にもあるように、実際、男系にしようと思っても、いないんじゃないか?? しかもですね、昔はいろいろと・・・との反対意見がありますが(→「皇位継承をめぐってはいくつかの危機があったが、これまで回避してきた。10親等ぐらい離れた傍系から皇女に婿入りしたり、宇多天皇のように臣籍降下したのに復活して皇太子になり、その後天皇になったケースもある。」上記毎日新聞)、 昔は、もっとポコポコ産んでいたわけで、しかも女性は男を産むことに意義があるって時代であったわけで、今のように、1人、せいぜい2,3人しか子供がいないという時代ではないのだよ。(All About「天皇家の系図」参照) 時代が違うんです。 天皇家いらないとまでは言いませんが。(世の中ミーハーだからね。) 男性、男系にこだわるのなら、もっと今の皇太子さまがもっと早くに若い女性と結婚しとけばよかったし、雅子さまにどんな手を使っても男産め産めって産ませるか、それか大奥みたいに今からでも皇太子さまに側室を設けるしかないね。 上の寛仁親王さまも秋ごろ書かれたエッセーには、側室制度を設けるって書かれてましたしね。(~_~;) 今の時代にどっちが即してるかと考えれば、改正案の方向でいいんじゃないかと思うわけですよ。 世の中こんな少子化の時代だしね。あ、これも日本国を象徴してるのか。orz 愛子さまとか天皇(女王?)になったら、外交とかも幅が広がるかもよ、イメージアップかもよ、と思います。 女系だと血が薄くなるというなら、すんごい遠い親戚の男性(男系)の人をもってくるより、女性天皇がお腹を痛めて産んだ子ってほうが血筋的にはいいんじゃないですかね。 天皇家を「家」と見れば、これは家督相続争いなのかもですね。 やっぱ時代が・・・。 将軍のお世継ぎ争いみたいだよね。大奥かっ。 まさに「歴史の問題」(上記毎日新聞)ですか。。。 (ご参考) もじもじスケッチ「皇室典範改正は慎重に」(みずきさん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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