カテゴリ:トレーニング
先日のOFF明けから、ベンチ・プレスにおいては地力の80%くらいのセット重量からコツコツと使用重量を上げているトコロである。
さて、OFF直前には、120kg*8repsをどうにかこなす事が出来た。 同重量での2set目は7repsで撃沈したので、目標クリアは成らなかったが、このときにチョイとしたコツを掴んだような気がする。 つまり目標repsクリアの為の近道とでも言おうか。。。 今から書くコトは、あくまでも体験に基づくものなので「絶対オススメ!」などと言うつもりは全く無いし、「そんなやり方、カラダに悪いだろ!」と言われればそれまでだ。 それは・・・、とにかく「ノン・ブレス」すなわち無呼吸で可能な限りのreps数をこなす事だ。 たとえば8reps狙いであれば、set前に肺に空気を満たしておいて可能なreps数までは呼吸を止めたまま一気に挙げ切ってしまう。たとえばこの場合は、それが5repsであったとしよう。 息が限界に達したトコロで、バーベルをトップに保持したまま一旦呼吸をして再び無呼吸で限界まで。これが2repsとする。 そしてまた1度呼吸をし直して息を止め、ラストの1rep挙上を狙うというものだ。 仮に動作中は無呼吸であろうとも1repごとに呼吸をし直していたり、あるいはスポーツ・クラブで教わるように「基本的にはバーを降ろす際には息を吸って、挙げる際に息を吐く」なんて事をするよりも、短時間で一気にsetをこなせるので目標repsをクリアしやすい。 そのためにはこの「限界無呼吸法」が良い。 基礎的な物理学で言えば、長時間を費やしたほうが「単位時間当たりの仕事量」が減って、楽にこなせるはずなのだが、人間のカラダはそう単純なモノではない。 ウエイトを保持するだけでも、猛烈に体力が奪われるのだ。やはり出来るだけ短時間でsetをこなす方が成功率が高いはずだ。 もちろん、可能であれば6reps、7reps、と無呼吸のままバーベルをプレスし続ける事が出来れば、8reps完遂は更に可能性が高くなるだろうが、酸欠状態で己の限界に近いチカラを発揮する作業なので、意識がブッ飛んでしまう可能性も高くなる。ヘタをすればバーベルを持ったまま失神してしまう事も有りうる。 この辺りの兼ね合いが難しいトコロだ。 今日のトレ。 【ベンチプレス サイクル3回目/6回】 ベンチプレス 55kg*10 75kg*5 95kg*3 105kg*8 105kg*8(以上、止めナシ) ダンベルキューバプレス 1kg×2*50 今回のベンチは、まだサイクル前半なのでメインの2setともノン・ブレスで一気に8repsを挙げ切った。 カラダへの負担が大きい気もするが、やはり、やり易いぜ。。。 「なんだ、そんなコトか・・・。『目標repsクリアの為の近道』なんて、気を持たせやがって! とっくに分かってるぜ!」というヒトも、少なからずいるかも知れない。 だが、もしかしたら、今後これを意識的に実践するコトによって目標rep数をクリアするヒトが出て来れば嬉しいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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