水道屋さんの修理報告

2006/07/22(土)19:11

蛇口スピンドルの摩耗

蛇口修理(8)

今回は蛇口の交換の修理です 蛇口のハンドルを閉めても水が止まらないとの事。 伺ってみると、蛇口のハンドルが空回りして、水が止まらず水道の元栓が閉めてある状態でした。 蛇口ハンドルを閉めてみると、いっぱいまで閉めようとするとハンドルが空回りしてしまいます。典型的な、蛇口スピンドル(心棒)の摩耗の症状です。 使用後十何年という蛇口ではときどきある修理です。 スピンドルをはずしてみると、写真のような状態でした。左が新品、右が修理品です。  スピンドルのねじ山がすりへって、ほとんどありません。このような状態になるには、ハンドルをかなりきつく閉めていたと思われます。ハンドルの空回りという症状はいきなり起こります。ハンドルをきつく閉めても水の止まりが悪いときは早めに蛇口パッキンを交換するようにしましょう。年数の経っている蛇口の場合はスピンドルの交換工事をしたほうが良いと思われます。今回の蛇口ぐらい摩耗していると、蛇口本体のほうも摩耗しているので新品の蛇口交換となりました。年数の経っている蛇口できつく閉めても水の止まりが悪いときは、 無理矢理ハンドルを閉めるのはやめましょう。最悪の場合は、ハンドルが空回りして水が完全に止まらなくなります。

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