2006/12/07(木)22:20
図書館の今日までそして明日から
図書館が団塊の世代に狙いを定めているらしい。
来春以降、大量の定年退職者で利用の急増が見込めるからで、
再就職や起業の指南書などの蔵書を増やしたり、はては
懐メロのCDの品揃えを増やしたりまで考えているとのこと。
既に現在でも、2003年から2005年までの利用者総数
の伸びでは、団塊の世代が25%増とダントツの伸び率を
みせているそうです。
さて、じゃあ、自分が定年を迎えたらどうするかなぁって
まだずいぶん先のことだけど考えてみると、やっぱり
図書館に通うことが多くなりそうな気がします。
よく、老後に何をしたい?っていいますよね。
もちろん、旅行も好きだから旅行もするだろうけど、
お金がかかるから年中旅行に行きまくるなんてことは
できないから、普段の生活レベルで考えるなら、
僕は本をたくさん読みたい。今まで読んだ本で
良かったものを再読したい。歴史の本を読みたい。
心理学や宗教・哲学についてももっと知識を増やしたい。
もちろん読みたい小説は数え切れないほどある。
そんな僕の欲望を空調の効いたすばらしい環境で
満たしてくれるのが、まさに図書館です。
だから、僕も定年を迎えたら図書館通いをする
ことは間違いない!
ひるがえって今までの人生の中で、図書館の思い出って
なんだろうな。
中学生の頃、学校の図書館で夢中になって読んだ
探偵小説。
近所の小さな図書館で子供が絵本を読む姿。
予備校時代に、夕陽丘図書館(大阪市天王寺区
にあった今はなき大きな図書館)や中ノ島図書館
の勉強室で受験勉強したこと。
最近では、会社で購読していなかった人事関係の
雑誌を読みに、日比谷図書館に週末通ったこと。
そんなことを思い出します。
今は、本や雑誌は何でも買って家で読んでいるけど、
図書館のあの独特の雰囲気が昔から好きでした。
やっぱり、定年後は図書館老人で決定だな!