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カテゴリ:シアトルでの暮らし
本当は先月書くべきだったのですが、遅れてしまいました。
10月はアメリカでのDomesticViolenceに対する認識を高めようという月だったんですね。 詳しくはこちらから。 丁度旅をしていた時にも、表示を抱えた人を街角で見かけました。 Joanneは通りぎわにクラクション鳴らしてました。 実は、SDからWAへの旅の間に私はショッキングな話を聞きました。 始めは「銃を今回の旅行に持って来ようと思っていた」という彼女の発言からでした。 女2人旅とはいえ、そこまでは必要ないかも?と思った。 彼女は銃を保持していて、寝るときは必ずナイトスタンドに入れているそう。 無責任な人が銃を持って事件を起こしたり、自分の身を守るはずが自殺や事故になるケースも多いことから、反対派なんですね。 結局、手荷物には入れられないし、持ってくるとしたらバラバラにしてチェックイン荷物に入れることになるってことで辞めたそうです。 持ってこなくて良かったけど・・・ 前から彼女がどうしてそんなに敏感なのか気にはなっていた。 シングルマザーとして娘2人を育ててきたからなのかな? それともアメリカ人としては普通のこと? 殺された妹さんのことが原因かも? 深く触れる機会は今まで無かった。 旅行中、「以前、犠牲者になったから、繰り返すことは防ぎたい」と彼女は話してくれました。 まだ彼女が若い頃、1人目の子供を妊娠8ヶ月の頃に少し開いていたガラージから人が入ってきたそう。 出張に出ていた旦那さんが戻ってきたと彼女は思っていたそうですが、実は昼間に挨拶した人だったそう。 詳しい話は省略しますが、私はぞっとしましたよ。 しかも、当時彼女が住んでいた場所、私が今住んでる場所と同じDistrictなんだよね・・・・ セキュリティーシステム入れて正解です。 いくら治安が良いからと言って事件が起きないわけじゃないんだよね。 これに加えて、2年前に妹さんが殺されたこともあったんだなぁと納得しました。 2年前に妹さんが夫に殺されてしまうという事件があったんですよね。 しかも、その時期が丁度彼女の誕生日と彼女の両親の結婚記念日と重なっていたそう。 それでも、盛大に結婚記念日パーティーはしたそうですよ。 12年前にホームステイしていた時に彼女と赤ちゃん、当時彼氏だった黒人男性に会った。 長いパーマのかかった髪で、大人の女性で素敵だなぁって思ったんだよね。 それに白人と黒人のカップルを見て、まだ異人種間のカップルをあまり見たことのなかった私は凄く印象に残ってた。 彼女の赤ちゃんも一緒に買い物出かけて、面倒見てあげたり、私の名前教えたりしたもの。 先日のバースデーパティーでのその赤ちゃんにも再会したのですよ。 すっかり活発なティーンの女の子に成長してました。 私の事も話を聞かされていて、覚えていてくれました。 2人のそれぞれの連れ子と2人の間に出来た子供1人と合計3人居るのですが、皆良い子でしたね。 幼い彼らが親をこんな形で亡くしてしまって、どんな思いだったのだろうか・・・・ 私はまだ身近な家族を失った経験もなく、想像が付きません。 Joanneは必ず妹の写真をシルバーに刻み込んだネックレスをしています。 彼女のお母さんにもバースデーパーティーで会った時に、この妹さんの話をされていて何だかどう答えていいのか分かりませんでした。 変な発言はしたくなくて、上手に受け答え出来ていたのだろうか?と不安にもなってしまいました。 Joanneから両親が妹さんの死後変わってしまったと聞いていたせいもありました。 実は私と1つしか歳の変わらなかった妹さん、再会出来なかったのは残念で仕方ないです。 お母さん私にもっとお話したかった様ですが、旦那様がお疲れで帰られてしまいました。 Joanneの話では妹さんはコントロールされやすいタイプの女性だったそう。 周りにDomesticViolenceで悩む女性が居たら、助けてあげられたらと思います。 こういう被害者を防ぐ為にも、ちょっと遅くなりましたが、日記に書きたかったんです。 1クリックお願いします★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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