こんなに力を失う前に辞めてしまえば良かった。
当時は必死に「負けたくない」と思っていたけれど
会社にしがみついている事だけが負けない事ではなかったのでは?と思う。
それに、それが例え負けることになるんだとしても、
別に負けたって良かったじゃないか、と今は思う。
そんな小さな事で負けたって、次にもっと華々しく勝てばいいのだから。
でも当時の私には、それがわからなかった。
会社に居続ける事だけに力を使って、それでも叶わなくて
自分の全部がだめな気がしてた。
この道はダメだ、と思ったら違う道を探してみよう。
方法はいくらでもあるから。
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