カテゴリ:読書感想文
本日の読書感想文でご紹介するのは、七尾与史さん著の本です。
今年になって読み始めた作家さんなのですが、前作は『偶然屋』シリーズ(2作あり)をUPしたのですが、別の作品も読んでみたいと思っていたところ本屋さんでこちらの本に遭遇しました。 すでに数冊出ているシリーズ物で、こちらが第1作のようです。 まぁちょっと現実ではありえないキャラ設定ですが、娯楽としてのミステリー小説なんだし、このくらいぶっ飛んでいてもいいのかな?
今回相棒となるのは、浜松中部警察署、いわゆる所轄所属の“代官山脩介”33歳。 こちらも、お約束通りそこそこのイケメンで独身、彼女なし。 階級は巡査と、もうぺーぺーです。 ちなみに”黒井マヤ”の階級は一つ上の巡査部長です。 地方の刑事で、元々出身も浜松なんだったらその年でまだ未婚って、実際にはありえなさそうですけどねぇ~。まぁ、小説だし。 で、今回の事件は、連続放火殺人なんですが、その背景に隠された殺人事件の目的がつかめない中、被害者同士の間に密かにつながる「悪意のバトン」があることに気が付くのです!? ”黒井マヤ”の行動が、事件の真相に近づいて行くようなのですが、彼女はそれを「殺人現場が見たいから」という理由だけで、探っているのか? 彼女の行動を見たり、近くで「あれっ?」と思うことが重なる“代官山脩介”にも、事件がだんだんと読めてくるのか?? まぁ、出版社の帯でも“ユーモアミステリー”って書いてあるので、とってもフィクションらしい面白い作品だったので、いいんじゃないかしら。 ドラマ化されてもいいような面白いストーリーでした。 これはきっと、シリーズ通して購入してしまうかも? その後も『ドS刑事 桃栗三年柿八年殺人事件』、『ドS刑事 さわらぬ神に祟りなし殺人事件』、『ドS刑事 井の中の蛙大海を知らず殺人事件』、まだ文庫化はされていない様子の『ドS刑事 二度あることは三度ある殺人事件』と、続いているようです。 ってか、今作品一覧を調べていたら、すでにドラマ化されていました。 多部未華子さんが“黒井マヤ”を演じていたようです。。。 あしたは・・・ここ最近、花ちゃんと夏月くんファミリーとじぃじ&ばぁば、そしてわたしの7人でたまたま都合があったからなんですが、いろいろとお出かけをしているので(9月12日の江ノ島水族館は前もって予定を入れていたのですが、それ以外で)ちょっとその模様をお届けしようと思います。ちょっとですけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.23 20:00:06
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