サリーのおつかい 原本1サリーと水玉もようのかさサリーというこは水玉もようのかさをもっ ておでかけします。いつも、まいにち、おて んとうがさんさんとさんぐらすをかけてたば こをふかしているひも、 (おてんとさまももちろんあついひにはと びっきりごーじゃすなさんぐらすをかけてハ ンモックでいねむりしていますし、くもりの ひにはくろぶちめがねのめがねにかけかえて、 バスタイムをしていたりしています。ちょうど雲 にくれてのんびりできるものですから) れいにいもぐらがそらでばたばたとむずか しいてつがくしょをよみあさっているひも、 (れいにいもぐらとは、ひたいに千のもじ がほられてあります。おてんきうらないをする もぐらのことをいいます。かれがあめといえば あめがふるし、はれといえばひつじのく もたちはかれにしたがってそらにむらがりは じめたりするのです) どちらでも、そちらでもおなじ。サリーは いつもマイペース。いつものように水玉もよ うのかさをくるくるとまわしてそとにでるの でした。 つづく |