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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:インド 四方山話
ニューデリー市内を車で走っていると、
いたる所でこのような標識を目にします。 4種類の言語で道路名が書かれているのです。 インドの言葉について以前お伝えしたとおり、 公用語・準公用語を合わせて18言語もある国です。 インド人といえども、誰もがヒンディー語や英語を解するわけではありません。 公共の物には、このようにいくつもの言語で記載しなければならないのですね。 この道路標識は、上から順に、 ヒンディー語、英語、パンジャーブ語、ウルドゥー語となっています。 ウルドゥー語はイスラム教徒によって使われている言語で、 そのためペルシャ・アラビア文字で書かれます。 判別がつかないのが、ヒンディー語とパンジャーブ語です。 ほとんど同じに見えませんか? その理由を調べてみました。 パンジャーブ語は、パンジャーブ州の公用語。グルムキーと呼ばれる文字で書かれる。 グルムキーはデーヴァナーガリー(ヒンディー語と同じ文字)をもとに シク教の導師が16世紀に創始した文字。 「インド(メディアファクトリー・ロンリープラネット)」から引用 だからそっくりな文字なんですね。 日本語さえできれば暮らしていける日本と、 多くの言語や民族を抱えているインド。 こんな道路標識からも、その違いをまざまざと感じてしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.23 15:57:04
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