madamkaseのトルコ行進曲

2015/11/21(土)14:09

ズッテン・ドー記念日 2015

イスタンブール日々新たなり(542)

【11月16日・日曜日】  昨年11月、ダウン・カフェの「きりたんぽの日」の前、金・土・日にかけて、3日間の奉仕作業をする予定の前日に、家の中で延びたままになっていた掃除機のコードに、室内履きのつま先をひっかけ、恐ろしい勢いでズッテン・ドー!と転んでしまい、予期せぬこととは言いながら、右肩を強打して一瞬人事不省になってしまったのが13日だった。  幸い、そのときも岡崎伸也さんと陽子夫人がちょうど2週間ほどわが家に滞在していたので、介抱して貰い、14日はきりたんぽの材料を買い集め、15日は仕込みのためにダウン・カフェで働いたが、厨房のガスが強すぎてたんぽがきれいに焼けないので、夜、家に持ち帰り、伸也さんと深夜まで作り続けてどうやら完成させた。   目の前がかすんでしまい、1人では起き上がれずに岡崎夫妻に起こして貰い、 伸也さんが薬局に走ると陽子さんが筋肉の硬直を防ぐため揉んでくれました。  いよいよ16日(日)が本番、腕を晒しで吊って、何とも痛々しいし、不自由で大変だったが、岡崎さん夫婦とエルデム縁(ゆかり)さん幸い大勢のお客さんがあり、ボランティアの皆さんに助けられていい仕事が出来たのだった。 「きりたんぽの日」2014  こちらから  さて、私は子供の頃から実によく転ぶ人間で、特にトルコに来てからは毎年のようにどこかで躓いて転んでおり、特にひどかったのは2009年の6月3日に、裏庭の猫達に餌をやりに行って、石の階段を踏み外し、その過度になったところで顔面強打、態勢を崩したので右肘もぶつけ、ひどい姿になってしまったのだった。  実は今年も、今まで10ヵ月余り無事に過ごしていたが、昨日美由紀さんとの待ち合わせの前に、シャワーを浴びて出るときに木製のサンダルの裏面の、滑り止めのゴムが濡れたタイルの床で滑って、仰向けにひっくり返りそうになるところを、幸い尻餅をついただけで助かった。  美由紀さんとの待ち合わせに、タキシム広場までタクシーを飛ばしたが、ちょっと遅刻。一緒にタルラバシュ大通りの奥の方に歩いて行ったのだが、長く急な坂道で尻と腰が痛いわ、大腿四頭筋と膝も痛いわ、へとへとになってしまった。  「大丈夫ですか、加瀬さん。打ち身は後から痛みますから、今晩湿布を貼ってよく寝て下さいね」  用事がすんだらトゥルンジュ・パンパンで、昨年の転倒記念日を理由に一杯飲むつもりでいたのに、その日にも転ぶと言うのはまさに「追悼ならぬ追倒記念日」だったようである。     madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房) 「チュクルジュマ猫会」 海泡石のパイプやアクセサリーと、「宮古島月桃」の買える店   アントニーナ・アウグスタ  

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