madamkaseのトルコ行進曲

2016/05/22(日)18:37

よもやの停電

イスタンブール日々新たなり(542)

【5月21日・土曜日】  必死で翻訳に取り組んでいなければいけない時に、どういうわけか、歯のせいで顔がかぼちゃのように膨れて、仕事の取り掛かりが遅れたり、治療した入れ歯が取れてしまって、半日がかりでアジア側の歯医者に行かざるを得なくなったり、瞬間接着剤で手がオカリナに張り付いてはがすのに苦労したり、メールボックスに依頼事が複数重なって入って来たり、電話がよくかかってきたりする。  今日も期日の迫った頼まれごとで、日本のあっちこっちに問い合わせのメールを書いたりしているうちに昼となり、自分の仕事は午後に持ち込むしかなくなった。  夕方早めに猫の餌を内外ともに配り終えて、自分の夕食も、餃子スープを作って食べ終わったのがまだ7時前。このところ、昔のように徹夜の無理は出来なくなったので、今日は7時頃からテレビのニュースも点けずに12時までは頑張ろう、と細工は流々とばかりパソコンの前に座って、ロックを開き、仕事の続きに取り掛かった。  すると、外はまだ明るいのに、画面がピッと音を立てて真っ暗になった。  出ました、停電!!!!  私は途端にがっくりきて、停電ではその間に掃除も洗濯も出来ないし、では少しでも寝ておこう、とベッドにもぐりこんだ。すると、タクタキ坂の方から、すごい削岩機の音がひびいてきて寝るどころではない。  仕方なく仕事の打ち合わせも兼ねて七緒さんに電話し、そのあと美保子さんとも話して、9時近くなってようやく完全に暗くなってきたので窓も閉めて、削岩機の音も少し遠くなり、眠りに就いた。  明け方の2時半頃目が覚めた。廊下の電気が点いている。しめた、とばかりにすぐ起きて、だいたい着たまま寝ていたのでたちまち仕事モードになって、パソコンを立ち上げて見ると、午後から翻訳した分がそっくり消えてしまっているのが分かった。  そうだ、久しぶりに長いものの翻訳に取り掛かったので、鉄則のこまめに上書き保存をするのを忘れていたのを思い出した。  消えてしまったところをもう一度やり直して、どうやら訳したところまで追いつきそうになった、よし、そうしたら上書き保存だ、と思ったら、4時半過ぎにまた無情にも電気やパソコンがパシャッと消えてしまったのだった。  うわ~、今やった分、また消えてしまうかも・・・  今度はいつ点くのやら、と怒りのやり場もないのでまた着たまま寝床にもぐりこんでしまい、やっと日曜日の朝、朝食やらすべてを終えて9時半頃からパソコン仕事を再開したものの、まだ夕べの工事が完全に直っていないので、昼12時頃に電気会社がやって来て工事再開、だなんて言ったら、私は泣けてしまうよ・・・  うう、悪い予感がする。 暴れん坊のオグリがここにやってくると後がさんざんになります。   ちょっとの間に選手交代、みんなどうして私の机のまわりに集まるんでしょう。   キウイは普通は私の足の下の足温器の上で寝ているのですが・・・   ミディエも一番高いところに上りたいのでしょう。上には誰がいるのかな。   上にはアルスがいます。でも、わ、辞書や参考書が落とされそうだ!   やーっぱり。私が席をはずした間に政権交代。トルコの首相も変わりました。   楽チンそうなタンブル。でも後ろの方が高いから首がつかれそうだな。   大体1日に2度や3度はこういうことになって、私はゴミ拾いで腰の運動が出来る仕組みです。  なお、この写真は3日くらいで撮影して並べ替えたもので、必ずしも順番通りではありません。猫達の中でシェビィだけはあまりパソコン机のそばに来ませんが、たまに誰もいないと辞典の上に乗っています。     madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房) 「チュクルジュマ猫会」 海泡石のパイプやアクセサリーと、「宮古島月桃」の買える店   アントニーナ・アウグスタ    

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