夢みるきのこ

2013/10/02(水)17:30

さてぼちぼち歩きはじめるか。

マダラーノフの独り言(748)

                             前年夏・笠置山で出会った<おもらし?!地蔵> さて、寄り道ばかりの極楽きのこの僕たちだが、この10月5日の朔で長月がはじまる。「ご破算で願いましては」と言うことで、あくる6日の笠置越えを機にぼちぼちこの半年余り諸般の事情で宙ぶらりのままに推移してきた<きのこシアター10ケ年計画>の軌道にふたたびどっこいしょとぶら下がる季節のはじまりにしたい。 といっても何が変わるというものでもない。しかし、月が満ち欠けするように人は刻々変化していき、その変化にシンクロさせて胞子を刷り込んでいくので、僕の周りの人たちは知らず知らずの間に<ヘテロなきのこ味>の魅力を放ち始めるのも事実。そんな僕が刷り込みたい胞子は昔も今もただひとつ。単なる教養主義にとどまらないちょっと背伸びの遊びの精神そのもの。思いっきり楽しいことを生きているうちに実現してしまおうという欲張りな精神こそが求められる。 笠置山は原始修験の整備に尽くした良弁、実忠の縁浅からぬ土地柄。琵琶湖の湖東、湖西、木津川、飛鳥から平城京、とりわけ東大寺ネットの網羅するところを少し意識的にうろつきはじめてかれこれ3年の年月が流れた。 ムックきのこクラブもアート表現集団とそのギャラリー会員たちの集まりにして行くための布石をはじめなければならない。 陰暦9月の長月は、昔から「時は三月、夜は九月」といわれるように1年のうちでもっとも夜の素晴らしい時節である。この月の精あふれる長月の29日間のあいだに、しっかりと地に足つけて、見るもの・聞くもの・触れ合うものすべてに手当たり次第マダラノファミリアの胞子をふりかけていきたいものだ。

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