初夏のウルシ

             　さて、川西きのこクラブの野尻川から肝川探訪会では、「初夏の頃のウルシやヌルデは区別がつかないね」とまたまた、野川に張り出した見るからにウルシの特徴を備えた樹木をみて白膠木(ヌルデ)か、漆(うるし)かが話題になった。それは簡単と草屋さんが答えてくれたのが、ヨクのあるなしで決めるとのこと。ぬるではヨクがあるから一目瞭然。この木はみたところヨクがないのでウルシだとのこと。　そんなやり取りを耳にしながら「なるほど植物にも強欲と無欲があるんだ。それなら僕が欲深であってもどぅってことないな」とちょっと安心していたら、「ヨクとはここにこんな風についているものです」と解説。　よく聴いてみるとヨクはヨクでも「欲」ではなく、つばさの「翼」だそうだ。　日本語は本当に難しい。　「さて、今日の昼は、どこで食欲を満たそうか」とつぶやいてその場を離れました。