2018/08/13(月)19:25
立秋直後の六甲山のモスラたち
立秋直後の六甲山上は霧の流れる朝で始まり、皆が三々五々集まってくる頃には瞬く間に晴れて、近くは神戸の街なみから遠くは友が島まで眺めることができる好天気になりました。
今日出会った美しいモスラちゃんは、タテハチョウの仲間でした。
スミナガシ Dichorragia nesimachus
限りなく黒っぽい青緑の地に白い小紋を散らした美しいチョウで、私は初めての出会い。樹液に飛来し樹蜜を舐める口吻が赤いのが特徴。幼虫はヤマビワやアワブキの葉を食べて育ちます。
クロフオオシロエダシャク Pogonopygia nigralbata
シキミを食草として育つシャクガの仲間です。霧の中から現れてしばらく息をととのえていましたが、やがてまた流れる霧に紛れて立ち去っていきました。