2022/04/07(木)12:03
出雲の核心部分
四隅突出墳丘墓のある西谷遺跡
出雲を代表する墳丘墓。安芸国北部から吉備、古志国とその分布を広げた墓制はそのまま出雲の大国主信仰を物語る。
出西窯の窯元あたりからみた斐伊川
素戔嗚尊の本拠地である須佐の地あたりより流れ出で、出雲西部を大きく湾曲しながら宍道湖へとそそぎ大量の砂鉄を押し出し続けた斐伊川は、出雲の鉄文化とその経済力を支えた。
仏経山 358本の銅剣、6個の銅鐸、16本の銅矛が出土した荒神谷遺跡より
出雲の数ある神奈備山の中でもこの仏経山は出雲の二大勢力であった出雲氏・神門氏の同盟関係を象徴する山である。
出雲の旅を終えてあらためて若狭・小浜の土地の重要性と天平時代の風花的存在である傑僧・良弁の大いなる影を再確認した。