2022/09/11(日)19:17
太田三郎展「人と災いのありよう」神戸BBプラザ美術館
猿澤恵子さんよりぜひ行くようにと招待券をもらっていた美術展。どうやりくりしても日程的に無理だと思っていた。
しかし、日々思いがつのるばかりでモヤモヤしていたので、最終日の今日スーパーきのこ時代を迎えるに当たってブランクにしていた第2日曜日、ひそかに奈良の宇陀のあたりをかけまわろうと思っていたのを急遽こちらへ振り替えることにした。
これはBird Netー世界はつながっている「献花」と題された2022年の作品。駆けつけて本当によかった。恵子さんありがとう。
以下はその作家の簡単なプロフィール。
太田三郎
1950年山形県生まれ。
国立鶴岡工業専門学校機械工学科卒業後上京。
グラフィックデザインの仕事に従事しながらポートレートや版画の制作をはじめる。電車の切符、お買い物のレシートなどを広義の版画と考え、
1984年切手を素材とした作品を発表。
以後、災厄における人間存在を独自の視点で蒐集記録し、その素材自らに語らせる手法で今日まで深化を続けてきた。
彼の作品と向き合いながらアートの本質についてあれこれ考えることができたので、これからしばらくの間この作家の作品をここでシェアすることにする。