2006/10/08(日)19:31
母校でパン講師
先月の料理講習会後、元担任と話していて引き受けることになっちゃった母校の卒業生向き講座。
今回はパンの講習会に決定。
メニューはカボチャあんパンと抹茶マロン。
2人1組で2種類の生地を作り、仕上げてもらう。
普段のレッスンと違って人数が多い!
9テーブル、18人だと。
自宅教室は5人がせいぜいだからねー。
学校のやり方だと、先に前メニューのデモを済ませてから実習に入る。
ここも違うところ。
いつもは作りながら説明だもん。
とりあえず、デモで生地を作って醗酵に入れ、醗酵時間にカボチャあんと白あんの準備をするところまでやった。
そこからみんなに手捏ねをしてもらうのだが、バンバン、ダンダンいい音が響きまくりんぐ。
各テーブルを回って様子を見てはグルテンチェック。
できてる人にはバターを混ぜてもらう。
ベタつく生地もだんだん手からもテーブルからも離れるはずなのに...
ずーっと手にくっついて離れない、ってヒトもいる。
チェックすると、生地温高い!
恐る恐るグルテンチェックしてみると...
以外とキレイにできてるじゃん!
合格!
早めに醗酵に入ったヒトか質問がくる。
「先生、パンがいつも固くなるんですけど」
「水分量不足、乾燥、捏ね足り無いのいずれかだと思いますよ」
「孫が、じーちゃんのパンは固い、って言うんで」
「今日のは柔らかい、って喜んでくれますよ」
全テーブルの様子をチェック、全員醗酵に入れた後、分割と成型の説明。
ベンチとってない生地でとりあえず成型の説明をしたが、伸びないからやり難いよ~!!
またまたみんなに作業してもらうが、面白かったのがアシスタントについてくれた研修生。
研修生というのは、卒業後、学校に残って先生を目指している子たち。
アシスタントから教え方を勉強していくのだ。
今日のアシは調理師科の卒業生。
ってか、兵栄会の料理同好会そのものが調理師科の卒業生中心。
パンは調理実習で1、2回出てくる程度。
手伝ってもらうと
「面白い~!! 楽しいですねー」
「完全にハマっちゃいましたよ」
パンの焼きあがりを見て
「うまそ~! 食べたい!」
「ちょっと冷めてからでないと、あんが熱くなってるから火傷するで」
「わかりましたー」
冷めたパンを作業中の彼らの口に入れてあげると
「うまい~!」
「おいしー!」
とおぜんである。
私のル・セットだもんww
「次はケーキとかしたいですねー」
みんなのパンの仕上げをチェックして回った後、研修生のIクンが言う。
「ええで。 料理同好会に入りぃや。」
「12月はクリスマスのデコレーションケーキ!」とKさん。
「わかりました。 12月はデコレを、ジェノワーズ立てるとこからね」
出来上がったパンにみんなそれぞれ仕上げをしてお片付けしてると、事務の女子職員登場。
「わー、美味しそう!」と写真を撮ってる。
「食べてみる?」
「いいんですか?」2人で1個だおw
「おいしー!!」
私が作ったヤツは、見本というか、実習結果(研究材料)として半分が職員室へ。
製菓・製パンの先生にも食べてもらいたいなー。
12月はデコレやります。