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2023.12.12
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カテゴリ:西部劇


ジョン・フォード監督の1948年の作品。
ジョン・ウェイン 、ペドロ・アルメンダリス、ハリー・ケリー・Jrの3人が銀行強盗をし、砂漠に逃げる。そこで母親を失った赤ん坊に出会い、育てることになる。
アクションシーンは序盤の銀行強盗だけで、他の殆どは砂漠を歩いているので、淡白な展開に感じる。
景色の美しい場面もあったのだが、私が見たアマゾンプライムの画質は悪かったので、「捜索者」のような感動はなかった。
ジョン・フォードらしい、ほのぼのした感じは、ラストで見ることができたと思う。





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Last updated  2023.12.12 10:09:39
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「三人の名付親」について   19580113-mh さん
ジョン・フォード監督の作品の中で、私が一番好きな映画「三人の名付親」を紹介されていましたので、コメントしたいと思います。

このジョン・フォード監督の「三人の名付親」の原題は、「3 GODFATHERS」で、フランシス・F・コッポラ監督の名作「ゴッドファーザー」が公開される24年前、1948年の映画で、ウィリアム・ワイラー監督の「砂漠の生霊」のリメイク作なんですね。

三人のアウトローが、銀行強盗をやるつもりで、西部の町に現われるところから、この映画は始まります。
ジョン・ウェインが頭目で、キッドと呼ばれる若い男(ハリー・ケリー・ジュニア)とメキシコ人(ペドロ・アルメンダリス)が仲間です。

町に着いて早々、彼らは庭いじりをしていた中年男(ワード・ボンド)と知り合い、彼の妻からお茶をご馳走になります。
夫婦は、姪とその夫が、ニューエルサレムという町からこちらに向かっているのに会わなかったかと聞きます。
別れ際に男が、革のベストを身につけると胸に輝く銀の星-------。
三人はギョッとします。

この三人は、銀行を襲って逃げ、ワード・ボンドの保安官は、助手を募って彼らを追うことになります。
逃げる途中で水を失った三人が、水場に現われると予想した保安官は、いくつかの水場に先回りして見張りを配置するんですね。

三人は保安官の裏をかこうと、砂漠を横断して別の水場を目指します。
しかし、逃げる時に撃たれた傷がもとで、ハリー・ケリー・ジュニアは弱り、おまけに眠っている間に馬が逃げ、徒歩で砂漠を渡らなければならなくなります。

砂嵐に襲われ、喉の渇きに耐え、やっとの思いでたどり着いた水場は、より深い井戸を掘ろうとした愚かな男によって、ダイナマイトで破壊されていたのでした。

その男は死に、身重の妻が動かなくなった幌馬車に残されている。
その妻も瀕死の状態でした。

かつて、我が子の出産を経験したことがあるペドロ・アルメンダリスが、赤ん坊をとりあげます。
ジョン・ウェインは、サボテンから少しずつ水分を絞り取り、赤ん坊に飲ませるんですね。
妻は、三人の名前を確認し、名付け親になって欲しいと言い残して息絶えるのだった。

同じ頃、ある鉄道の中継地で保安官は、昔なじみの老婦人と会い、冗談を言い合うが、その時に「メリークリスマス」という言葉があり、ここで我々観ている者は、初めてこの映画がクリスマスの話なのだと知ることになるんですね。

生まれたばかりの赤ん坊を腕に抱える若い妻、立ち会う三人の男、そして、彼女が出発した町はニューエルサレム-----、そう、この西部劇はまぎれもなくキリストの生誕をベースにした、クリスマス・ストーリーなんですね。

赤ん坊を抱えた時から、この悪党三人は次第に変わっていきます。
幌馬車の中に残されていたバイブルを読んだハリー・ケリー・ジュニアは、バイブルの中の彼らは、赤ん坊をエルサレムに連れて行く使命を負ったのだと言います。
つまり彼は、自らを"東方の三賢人"になぞらえているんですね。

自分の体が弱っているにも拘わらず、ハリー・ケリー・ジュニアは、子供を抱え、守り、「水を飲め」というジョン・ウェインに「この子の水を盗めるか」と拒否するのです。

銀行を襲い、町中で銃を撃ちまくった「三人の名付親」の無法者たちも、いつの間にか自分を棄て、赤ん坊のために生きるのです。
ハリー・ケリー・ジュニアは、赤ん坊のために、自分が水を飲むことを拒否して死んでいきます。

そして、最後に残った大男のジョン・ウェインが、赤ん坊を抱き、ヨロヨロと歩く姿から"無私の行為"とでも呼ぶべき何かが伝わってきます。
自己を棄て、他者のために生きる美しさが、私の心に響いてきます。

このように、ジョン・フォード監督の映画には、「詩情あふれる----」と形容される繊細な優しさが、いつも漂ってきて、どの映画も、とても美しいんですね。

「映像の詩人」と呼ばれるほどであり、映像の美しさはもちろんですが、それ以上に人間の美しさを描き続けてきたのだと思います。

それは、生き方の美しさであり、人の心の美しさなのだと思います。 (2024.01.27 13:46:08)

Re:「三人の名付親」について(12/12)   mag7cup さん
19580113-mhさん、こんにちは。
ジョン・フォード、ジョン・ウエインの西部劇では異色作で、私としてはもう少し銃撃戦などのアクションシーンが欲しかったです。また、アマゾンプライムの画質が悪かったので、美しい画像で見てみたいです。
(2024.01.28 11:16:15)


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