死刑執行人もまた死す
フリッツ・ラング監督の1943年の作品。第2次大戦中、チェコでナチスのハイドリヒが暗殺される。その関係者ブライアン・ドンレヴィを、アンナ・リーと父ウォルター・ブレナンがかくまうことになる。2012.09.14に見たが、その時は画質が悪く、ストーリーも良く分からなかったので、あまり面白く感じなかった。しかし、今回は画像はリマスターされ、内容も「暁の7人」や「ハイドリヒを撃て」で背景が分かっていたので、十分楽しめた。ラング監督の演出は緊張感があり、格闘シーンも迫力がある。しかし、終盤でスパイに濡れ衣を着せる展開は幼稚な流れになってしまったと思う。アンナ・リーは大変美しかった。★★★