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カテゴリ:Hot Springs
南紀での泊まりは勝浦と白浜です。ともに南紀を代表する温泉場で、楽しみにしていましたが、結局、対照的な満足度となりました。 やはりホテルの場合、最初にお客を迎え入れる第一印象って大事ですね。 勝浦の宿は名前をひかえますが、周辺に太地にもグループのホテルがあるようなので、あのあたりでは大きなホテルなのだと思います。ただ、あまり気持ちの良い宿ではありませんでした。あまり、企業風土として一生懸命もてなす、という気持ちの醸成されていない宿っていうんでしょうか。社員教育の行き届いていない宿っていうのかな。会社自体がそうなのかも知れませんが、以下のことがありました。 まず、最初のロビーでのことです。受付の後、部屋にすぐに案内してくれるのかと思ったら、説明もなく、「少々こちらでお待ちください」と側のベンチ型のソファで待たされました。僕達は神奈川からのロングドライブでだいぶ疲れていて、はやく部屋に行きたかったのですが、受付自体は少し混んでいるようだったので、仕方ないかな、と我慢していると、結局、順番に記念写真を撮るためにようでした。 半ば強制的に待たされたので、少々ムッとしたのですが、撮った記念写真をチェックアウトの際にでもくれるのかな、と思ったら、撮った後で、ロビーに掲示しておくので写りが良かったら買ってください、とのこと。ひどい話ですね。そんなレベルのものであれば、最初から写真を撮りたいかどうか、お客さんに希望を確認からにすべきだ、と思います。 次はこんな感じです。食事はそこそこ美味しかったのですが、レストランの仲居さんが妙になれなれしく緊張感のない人で、ビールを頼んでもしばらく持ってこないし、持ってきてもテーブルを間違えて他のテーブルに置いていくし、一度他のテーブルに置いたものを「あっ、あちらだった」なんていって、そのテーブルのお客様には何もお詫びもせずに取って持ってくるし、こちらのテーブルにおいていくときも「ごめんなさいネ!はっはっはっ」なんて笑っているし、何か興ざめしてムカムカして、やっぱり駄目なホテルだなぁ、と思ってしまいました。 露天風呂は雨で名物の那智の滝は見れなかったながらもそれなりに良かったのですが、結局通された部屋も隅っこの遠いところで(これは仕方ないけどね)全部が悪いほうへ悪いほうへ、と傾斜していき、家族一致して、大した事ないホテルだったね、なんていう印象になってしまいました。 白浜は「家族とすごす白浜の宿 柳屋」というホテルでしたが、勝浦とは正反対でとても良い印象でした。 僕等は串本の海中公園で夕方まで過ごしたためにホテルへの到着が少々遅くなってしまいましたが、とても気持ちよく迎えてくれました。部屋も比較的大きな和洋室の角部屋を割り当てていただき、ゆっくりすごすことが出来ました。客室はすべて白良浜を望むロケーションの良い場所です。外は暗くなっていましたが、白良浜のイルミネーションがきれいに見えていました。 温泉は「源泉100%かけながし」というのと「古来温泉入浴法 湯揉みの湯」というのを売り物にしています。夜と朝で男風呂・女風呂が交代するため、両方の大浴場に入ることが出来ましたが、良いお湯でした。 料理も、ひとつひとつ丁寧に作っているのが良くわかり、レストランのスタッフの人たちもまずまずの気配りでした。朝食も定番のバイキングではなく、写真のとおりシンプルでしたが七草粥(1月7日の朝です。)などの配慮もあって良かったです。 家内と娘の評判もよく、次にこのあたりに来るときは、柳屋さんに泊まり、串本の松寿司さんと白浜の美砂家さんでお昼を食べることに決めているようです。 今回は天気もそれほど良くはなく、駆け足旅行となってしまったため、まだまだ見ていないところがたくさんあります。ですから、もしかしたら本当にまた訪れるかもしれません。勝浦のホテルだけは×でしたが、全般的にとても楽しい旅行となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 21, 2007 01:25:29 AM
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