オーバーヒートの見極め方法 ワーゲンバス仕様 v-de51v エブリィーターボ
ワーゲンバス仕様に乗ってる、オーナーさん必見情報です!!ここではオーバーヒートの見極め方法です。クーラント(LLC)が漏れていれば簡単に発見できますよね、しかし、クーラントが入ってる・漏れてない・電動ファンも回っている・のにオーバーヒートするのは判断が難しいですよね。単純にラジエターキャップやサーモスタット(部品も安いし、壊れやすいので安易に疑いやすい箇所)だろうと判断せずにしっかり見極めます。冷えてる時は閉じてます、規定値温度に達すると開いてLLCを循環させる部品です。水温計の針が真ん中を示すのはサーモスタットのおかげです。壊れて開かなくなるとLLCが循環せずオーバーヒートします。この時の水温計はMAX状態です。逆に開きっぱなしの場合は、水温計がほとんど上がりません。また、アイドリング状態では水温計が半分まで上がるのに、走ると水温計が下がる場合あります。・ウォーターポンプ=LLCを循環させるポンプです。タイミングベルトやファンベルトで駆動します。裏側のインペラ(羽)が回転してLLCを循環させます。これが悪くなるとオーバーヒート又はタイミングベルトが切れます。エア抜き方法、このブログでの基準では平成7年式 エブリィーインタークーラターボ F6エンジンになりますが。エンジンはリヤエンジンリヤ駆動になります。 ヒーターをHOT(一番熱い温度設定)・風量maxにして、エンジンスタートします。しばらくエンジン掛けっぱなしにして症状を確認します。最初の確認1=電動ファンは水温計のどの位置で回ってるかチェック&ヒーターは熱い風が出るかチェック。確認2=次に約2,000回転でレーシング(回転維持)してラジタンク内のクーラントの流動、吹きっ返し又は気泡あり・なしをチェックします。以上を踏まえて症状内容から原因を判断します。電動ファンが回らない場合=水温計もHOTmax状態です。電動ファン系統調べます。現在のクルマでは考えにくいですが、一昔前は電動ファンスイッチがよく壊れたりしました。オーバーヒートしても電動ファン回っている、又はFR車のように最初からファンが回っている場合だいたいがこの症状で試行錯誤すると思いますが。1、軽くアクセル踏んだ時にラジタンク水面が少しでも下がらない場合ウォーターポンプ異常。ウォーターポンプはクーラントを循環させる部品なので、少しアクセル踏んで回転を上げた時に流動速度が速くなるので水面が下がる。2、レーシング(約2000回転維持)中、もしくはアイドリング中、水面が異常に上昇してきたウォーターポンプor詰まりorヘッドガスケット抜けの恐れ有り。ウォーターポンプに関しては前記同様、クーラントの流動がないので沸騰したクーラントが吹き出てくる。詰まる箇所はラジエターもしくはサーモスタットです、詰まりも同様で沸騰したクーラントが吹き出てきます。サーモスタットは規定温度になると開くので外して点検します。ラジエターに関しては、アッパーホースとロアホースを外し、アッパーホース側から水道水(ホースで)を勢いよく入れて、ロア側から同じ勢いで水が出るかチェックします。明らかに水の出が悪いのは詰まってる証拠です。ヘッドガスケットに関しては次項目参照下さい。★ヘッドガスケット不良判断基準1、ラジタンク内に吹きっ返しがある(ボコッボコッ)。エンジンスタート時やエンジンオフ時にも吹きっ返しがある場合もあります。吹きっ返しがあるという事は、エンジンの圧縮圧力が冷却系統に漏れてる(逃げる)からです。2、ラジタンク内に気泡が断続的に出てくる(炭酸飲料のようにジュワーって感じで)。これも上記と同じで、エンジンの圧縮圧力が微量ながら冷却系等に漏れている(逃げる)証拠です。3、水温計が半分以上で電動ファンが回る(いわゆるオーバーヒート気味)。上記1、2と合わせて発生するケースが多いです。漏れる(逃げる)爆発の空気温度が非常に高すぎる為、冷却が追いつかず、水温が上がり気味で電動ファンが回ります。4、もしくはラジエターキャップテスターをクーラント注入口に取り付けて圧力を掛け、一晩くらい放置します。シリンダー内にクーラントが入っていればヘッドガスケットが抜けている証拠です。画像の赤丸の部分がクーラントの燃えカスが付着したプラグ5、ヘッドガスケットが抜けていればクーラントも燃えてしまうのでプラグの焼け具合(色)も違います。シリンダヘッド降ろしてからの点検・ヘッド及びブロックの歪みをストレートエッジを使って点検します。主に歪む箇所は、各気筒間・ウォータージャケット周辺。・ヘッドガスケットが抜けていてば、エンジンブロック各気筒内部を見ると、縦線のキズが付いてます。これはクーラント混入で油膜低下した為にピストン上下運動のキズが付きます。ヘッドガスケット抜けの判断は経験が必要ですので難しいかもしれません。私の経験ですと3+1or2なら90%以上抜けてます。多少の”抜け”なら2、重度の”抜け”なら1。4,5は最終的な判断事項です。(注)ヘッドガスケットが抜けた場合は、シリンダヘッドが歪んでる場合あります。ヘッド面研する場合もあるので高額修理です。参考:シリンダヘッド及びヘッドガスケットですディーゼル車でオーバーヒートしたまま乗り続けると、間違いなくヘッドガスケット抜けます(ガソリン車より圧縮圧力が大きい為です)。昔から、乗りたいと思って、維持費の安い軽自動車に乗りかえようと、フルカスタムのアコードワゴン改造費350万円と交換したのですが、これが最悪でした。。。茨城県から大阪までの陸送費も向こう持ちで、やった~と喜んでたんです、車が届くなり、走らない、オイルもれ、ATオイルもれ、PSは効いたり効かなかったり、スピードメーターは動いたり動かなかったり。ガソリンコックは開かない、手動で開けてます。。。リヤゲートはスムージング加工してるのはいいけど、ボタン押しても、カチャと反応しますが、ショックが下手ってるので、中から、長い棒で押すか、外から誰かに手伝ってもわらないと、開かない。。。それに、ガソリンホースからガソリン漏れに、タイヤはヒビ、おまけにスピーカー無し。。。。カウルなどはヒビ割れなんて当たり前、これは事前に画像で確認して、問題ないと言ったのですが、それ以外に凹みやら、キズやらがいっぱい。。。完全に騙されてしまいましたね、その後は音沙汰なし、泣き寝入り状態、こんな悪徳な業者が存在するなんて、信じられない。もう自分でコツコツと直せる所は、直しましたよ、現状のまま乗っていたら、オーバーヒートする所でした、危ない所でした、ラジエーターエア抜き作業でエア抜きボルト8ミリを緩めながら、エンジン掛けて、ヒーター全開にして汗ボトボトになりながら、3日間掛けて、作業した結果、こぼれながらですが、2リットル近いクーラントを補充して、かなりアイドリングが安定しました。それよりも、今まで真冬でも電動ファンがアイドリングだけで回っていたのが、意味が判らなかったのですが、その時からエア噛んでいたんですね、ネットで調べたら、ワーゲンバス仕様は可愛いからと、みんな飛びついて買ったはいいが。ワーゲンバスのフロントマスクで空気がラジエーターに行かないから、エンジンがオーバーヒートして、エンジン乗せ換えで高額な修理になるために、廃車になることが、多かったらしく、車検ではフロントマスクを交換などで、手間が掛かり、民間車検工場で受ける方が多いですね。今は対策品がされていて、ラジエーターに風が当たるように、自分のワーゲンバスは、前のオーナーさんがハート型を2個くりぬいています。かなり恥ずかしいけど、オーバーヒートするよりかはまし、しかも電動ファンも着けてるので、これで問題ないと思います。装備はバンなのに、集中ドアロックや、パワーウィンドウの装備が付いて、天井も貼り替えて有り、一番最高級グレードでターボで3ATしかも4ナンバーなんで税金安くて、維持費が安いので、気にいってるんですけどね。燃費は悪いですね。。。去年の車検では18万円とゆう、高額な車検代金を取られました、がリヤのナンバープレートやら、ポジション球の変更して、サイドにLED貼り付けウィンカーを付けて闇車検じゃなく、きちんとライン検査で合格してもらったのはいいのですが。整備がいい加減、最悪でしたが、クーラント交換でエア抜き不足でエンジン不調。。。上のキャリアーのボルトは1本折られるし、カーナビにはキズ付けられるし、インパネ周りメーター交換してくれたのはいいが、手垢で黒い指紋がベタベタで汚いし。ですが、良い所もありました、ATはトルコン太郎で8リットル交換してから、調子いいし、オイル漏れが止まっています、しかも最近エンジンオイル交換してからオイル漏れも無い。ただし、夜にスモール付けて、マフラーからなんか煙見たいなのが薄く見える排気ガスが気になるのですが。。。白煙では無いのですが。。。タービンかな~よく判らないですが。。。この気温で蒸気には見えないし、以前は真冬だったので、調子いいエンジンだから蒸気だと思ってたんですが。。。少し気になっています、走行距離はOHしてからまだ500キロも走っていません、オイル添加剤もイクセルを入れて様子見てますが。【送料550円・定形外郵便発送不可】【IXL】イクセル メタル コンディショナー オイル 添加剤 47...オーバーヒートの原因は多数ありますのが、いずれも車が古くなってくると起こる現象です。車のメカニズムが発達しても冷却系統は昔から変わらず単純構造です。いずれの原因も安い修理ではありません。自分で出来るチェック・サブタンクのクーラント量チェック・・・多少は減りますが、サブタンクが空になってるのは異常です。漏れの可能性あります。・エンジンが冷えている時、ラジエターキャップ外してクーラントの汚れ具合チェックしてみましょう。新車のトヨタ・ダイハツ系は赤色、その他メーカーは緑色が入ってると思います。・たまにはクルマの下を覗いてみましょう。オイル漏れ等も発見できる場合あります。こちらもクリック