ミニ四駆ジャパンカップ大阪大会で100円マックのやけ食い。
先週末は、久しぶりのミニ四駆部。日曜日にミニ四駆ジャパンカップ2014大阪大会が開催される。そのため、土曜日はまるまる準備。そして、日曜日は早朝からレースと云うハードスケジュール。んで、レース本番に向けて、コースのチェック。すると、フジヤマチェンジャーとか云う見慣れないセクション発見。なんじゃ、コリャ?と云う訳で、イロイロ調べてみると、これがまあトンデモナイ。要するに、レーンチェンジの立体交差なんだけど、問題なのはその高低差。公式コース1スパン上に、30センチの高さで設置されているのだ。なるほど、確かに富士山だわ、こりゃ。事前情報では、上蓋が付くかも?と言われてたみたいだけど、実際はそんなモンは無し。東京大会の動画をチェックすると、マシンがロケットのように射出されている。う~ん、これは大変だ。しかも、一次予選は1回きりとか。そこで、おっさんが取った対策は消極策。最初に、リヤブレーキの強化。次に、ガッツ氏が紹介していたフロントブレーキの装着。トドメは、トルクチューンモーターの装着。要するに、家庭用2レーンコースのセッティングそのまま。これで、ライバルが次々とコースアウトするのを待つと云うセコイ作戦。もっとも、本気で勝つなら、ダッシュ系モーターを使わないと難しい模様。その場合、ものすごく強力なブレーキが必要。最近は、物理系の方々が、力学計算を紹介してくれている。それによると、フジヤマ通過時には、時速10キロ以下に抑えないとアカンらしい。ダッシュ系モーターを使うと、時速20~30キロは楽に出る。そこから一気に、時速10キロまで減速する。運動エネルギーは、質量×速度の二乗。仮に150グラムのマシンで計算すると、時速30キロ(秒速8.3m/秒)0.15×8.3×8.3=10.3kgf時速10キロ(秒速2.7m/秒)0.15×2.7×2.7=1.1kgfってな具合で、運動エネルギーの9割を削がないとアカンと云う事実。これって、ほぼ停止寸前くらいのストッピングパワーが必要。そんなモン、まともなブレーキの付いてないミニ四駆ではムリムリ。ってな訳で、トルクチューンに至ったと云う次第。ちなみに、うちの長男と長女は、無難にアトミックを選択。んで、翌日はレース本番、朝の6時45分に集合して出発。今回のメンバーは、うちらとエース君とメカザワ君。ちょうど開場した直後くらいに京セラドーム到着。9階スカイホールへのエスカレーターは、今回も大渋滞。うわ~、なんなんだ、この人数は!それでも、わりとサクサク進んで、ピットスペースもなんとか確保。んで、開場を見学して回ると、車検場付近で出店している人を発見。どうやら、カスタムペイントと工具のお店みたい。ラジコンの世界だと、この手のガレージショップがイロイロある。ミニ四駆で見掛けたのは初めて。今後、競技人口が増えると、いろんなショップが出て来て、面白いかもね。そんでまあ、気になっていたフジヤマチェンジャーとご対面。家庭用コースのレーンチェンジを、そのまま大きくしたみたいな感じ。気になる上蓋は、東京大会と同じく無し。レーンチェンジと云うよりも、ジャンプ台だな、こりゃ。んで、予選開始まで時間があるので、とりあえず腹ごしらえ。お腹が膨れたあたりで、ぼちぼちレース状況の見学。するとまあ、飛んでる、飛んでる。とりあえず、フジヤマチェンジャーさえ無事に通過できれば予選通過といった感じ。まあ、ナイアガラの時と一緒ですな。ちなみに、フジヤマチェンジャーのそばには、専属スタッフあり。そして、スタッフ足元の買物カゴに注目。フジヤマから飛び立ったマシンが、ここへ吸い込まれると云うナイスな仕組み。これ考えたスタッフはエライ!そんでまあ、ジュニアに出場した部員達は、軒並みコースアウト。メカザワ君に至っては、1コースで出走したため、直後のフジヤマでコースアウト。レース開始、約10秒ほどで終了。あと、エース君もパーツが外れて、良い所が無いまま終了。うちの長男も、ドラゴンバックの直後でコースアウト。長女の方は、低電圧バッテリー作戦で、完走できたけどスピード負け。んで、最後になったカントクは、土壇場でモーター交換。さすがにトルクチュンは、アカンだろと自覚した次第。イロイロ思案した結果、レブチュンを使ってみた。その結果、超安定走行で、フジヤマも楽々通過。んが、5台中3台はリタイヤしたけど、残った1台にスピード負け。くそー、やっぱ安定感だけでは勝てない。ってな具合で、チーム全員、予選落ち。仕方が無いので、チーム全員で100円マックのやけ食い。メカザワ君は、よほど悔しかったのか、ハンバーグ4個を完食。その後は、お情けの予選2回目に期待するも、今回は無し。せめて抽選会で!と期待するも、今回からは品数激減で、あっさり終了。もちろん、なにも当たらず。ってな具合で、まったく良いトコロが無いまま、初夏のジャパンカップ終了。今回の反省点は、明らかな準備不足。ここ数年のマシンの進歩がすさまじくて、まったく付いていけない。次回は、もうちょっと真剣に取り組んで、せめて一次予選くらいは通過しないなあ。ほんと、京セラドームまで行って、100円マックのやけ食いしている場合ではない。と云う訳で、秋のジャパンカップは、本気でやってやる!