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カテゴリ:東の端の国、日本
ほんと、えらい時代になってきました。
19世紀 =産業革命(化石燃料の使用開始) 20世紀 =通信革命(大量生産・大量消費・大量廃棄)→地球環境悪化 20世紀後半=情報革命 21世紀 =知の革命 知人と話をしていて、このさきどうなるか? 確かに知識データーなどの情報は、PC端末で、いくらでも集められます。 しかしその情報をどう分析し、有効に役立たせるか。これが重要な能力になってきます。情報リテラシーUBA ここで労働運動はどうなるでしょう。 産業革命によって、各地で工場が建設され、大量生産のためのベルトコンベア作業・分業生産など、ブルーカラーが出現しました。 その際、決められた時間、決められた動作を強いられました。それが生産に適していたからです。 しかし、それ以外の異なった動きをすると、規則違反として禁止されるなど、労働は非人間で苦役でした。 本来人間は自由な生き物です。時間場所などを拘束するのは刑務所と同じです。(学校や教習所は必要悪) その劣悪な労働環境を、労働者自身が労働者のためにと、改善を経営者にせまるべく必然的に発生したのが労働運動です。 日本では住友金属の西尾末広などが戦前からがんばってきました。 一部外国勢力や、共産党や旧社会党の侵入を許し変質したものの、旧民社党系組合を中心に、伝統日本の労働運動は守られてきました。 特にQCサークルや生産性向上活動などは、自動車産業界ほかで大きな成果を挙げてきたのです。 しかし、21世紀を迎えた今、かつての19世紀および20世紀型の労働スタイルは変質してしまいました。 上位下達のピラミッド型組織なら、伝達系としてのホワイトカラー(事務職)も存在しえたが、今は現場とトップが直結です。 そのため、中間管理職そして事務職は必要とされなくなりました。 かつて、現場で油まみれの立場から、きれいな仕事として、ホワイトカラーにあこがれる人もいたが、今はその職自体がなくなったのです。 繰り返しますが、現場とトップ(経営者)しか、職種はないのです。 とすると、労働運動は何をするのか。労働組合の役割は やはり被雇用者の待遇改善でしょう。 そして、もうひとつ、労働者の資質向上です。生産性向上ですね。 よき労働者は、販売にしろ生産にしろ、会社に多大な利益をもたらします。 当然利益の分配も要求できます。 旧民社党系の組合(今はすべて連合労組として一本化)は、この問題に早くから取り組んできました。 一時中断(続く。) 再開 生産性向上運動です。パイを大きくしてこそ、分配もおおきくなる。 ストばかりして、顧客にばかり迷惑かける一部勢力とはちがい 、きわめて健全です。 しかし、しかし、時代は変わりました。 今労働は商品の時代です。労働者は自分の労働を高く売ります。または高く買ってもらうよう努力し、お客(経営者・雇用者)に満足してもらわなければなりません。 労働は商品 そうすると、労働者も自営業者と同じです。 ここで、数百人・数万人を雇用する大企業の場合。 数百人・数万人の自営業者と契約するなんて、事務もたいへんです。 そこで、労働者は労働組合をつうじて、経営者側と一括契約する。 いわば事業協同組合的な働き、すなわち 労働組合は、独立事業者の事業協同組合に変質してはいかがでしょうか?? 連合の皆さん!!いかがですか? もちろん、スト権などは現状どおり。 プロ野球選手会の古田選手会長みたいな働きですよ。 プロ野球選手会ホームページ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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