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カテゴリ:小説
「こんな看板を作ったがどうだろう。新事業として、展開したい。」 「なかなかいいじゃぁないですか!~♪」 「これで失業からおさらばだ。」 「ところで、火影さん、私の給料はどうなるのでしょう?」 「それは仕事の依頼が入ってからだよ。」 「一匹あたり500円ぐらいかな。」 「なんか安すぎるような気が。」 「まず、下っ端の家来を片付けてからだな。いきなりはいくらなんでも無理だよ。まず安い、かんたんなヤツからだ。」 「この看板、駐車禁止のなかに、とらぶるシスターズが入っているのがいい。カッコよさそうな仕事みたいだ。」 「映画、ゴーストバスターズのパロディだ。」 「あれは面白かったな。」 ゴーストバスターズ コレクターズ・エディション(DVD) 「マシュマロ=マンですね」 「あれも結構被害が出ていたぞ」 「私は最後に出てくる悪魔のボスがよかった。妖しくて、セクシーでしたね。」 「今度のとらぶるシスターも美人だといいな。」 「何を考えているんだ。」 「いや、何とかならないかと思って。」 「まあいい、今回も君の思うとおりにやってみたまえ。」 「君の氏名はF・・・」 「ちがった、君の使命は、とらぶるシスターを攻略し、災害の発生を未然に防止することにある。」 「どんな手を使ってもいい」 「残念ながら、わが国の防災体制は、お寒い限り。安全と水はタダと思っているような市民意識の状況が続いている。いま、やられると、15万人ではすまない。」 「匿名指令?」 「いや特命指令だ。」 「小泉さんの了解も得てある。がんばってくれたまえ」 「くれぐれも、いっておくが、お前は神か?ときかれたら、そうだ。とこたえるのだぞ。」 「東端のこの日本では808万の神がいるのだぞ、と脅かすのもいいと思う。」 「ところで聴くが、エノラゲイはどうなったのだ。」 「いや、あれはその。」モジモジ 「震電の調子が悪く・・・・」 「まぁ、いい、今年は阪神大震災の10年目だ、世間の期待も高まっている。しかっりやりたまえ。」 「火影さん、また聞くけど、給料のほういくらぐらい?」 「しつこいな、とりあえず、依頼を待って、下っ端の家来を片付けてからだ。いくらなんでも、最初からは無理だ。」 「そうでしたか、はやく、トラブル姉御と対戦したくて、うずうずしているのですよ。はやく会いたいな。」 「もうっ、何を考えているんだか・・・」 とりあえず、本人は、この映画の最後に出てくるボスの妹だといっているから、このDVDでも見て、研究しておきたまえ。 ゴーストバスターズ コレクターズ・エディション(DVD) (いつかわからないが、つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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