先日テレビで、ある日本人の方がアイデアを中国経済人に認められ、起業拠点を中国に移動、いまや世界的なシェアを占めているという。
結果的に、中国の雇用にものすごく貢献しているという。
もし、日本に拠点を残していれば、日本人若者を大勢雇っていただろう。
残念ながら、中国青年の懐を温めるのみである。
本人は、豪華なマンション暮らしで、現地からもVIP扱いだ。
それはそうだ。収める法人税、支払う給与。
すべて、中国に入り、日本および日本の労働者には入らないのだから。
日本は欧米に比べ、技術流出にルーズだという。
いまや最新のDVD技術まで、生産拠点が移っているそうだ。
このままでは、日本の新卒者の就職先がなくなってしまう恐れがある。
どうしたらいいだろう。
中国労働者VS日本労働者の雇用競争だ。
中国労働者の所得水準があがり、自家用車など日本製品を買ってくれると甘い観測をする方がおられるが、それすらも全部現地生産になってしまう。
中国労働者にまけない、能力を、卒業までに教育するか?
特別な職業能力を身に着けるか?
熟練するか?
別の知的労働に移行するか?
いずれも、スキルに結びつきにくい、フリーターの増大は、日本の将来をあやうくする。
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