省エネスーパーコンピューター世界1位~3位を日本が独占!!
写真は理化学研究所に納入した「Shoubu(菖蒲)」で、7031.58MFLOPS/W(省エネ度)を記録。
まさに快挙というか
世界最先端の技術であると思う。
スーパーコンピューターは台風進路の予想など、その活躍ぶりは目覚ましいものがある。
現在世界一位の計算速度を誇るスーパーコンピューターは中国の「天河2号」である。
中国のやり方は、「外国から資材や部品を調達し、力技で統合する」ということで世界一を誇ることに意味を見出しているようだ。
(日本の「京」は純国産)
ところが、スーパーコンピューターは、演算ユニットを並列に増設すれば計算速度が増えるが
その方法だとものすごく電力を消費する。
速度だけで世界一を競うには、このままでいくと300万所帯分、すなわち原子力発電所1基分の電力を必要とする事態が目の前に迫っているという。
そこでさすが日本の技術!
少ない電力で、どれだけの計算速度を稼ぐかのランクが発表された。
スパコン省エネランキング「Green500」で1〜3位独占、国内ベンチャーのPEZYグループ
その中で日本ベンチャー企業が世界1位~3位を独占したという。
その「Shoubu(菖蒲)」は
計算速度も、理研が運用するスパコン「京」の約5分の1、現在のTOP500ランキングでは26位に相当するというから
実用レベルである。