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カテゴリ:ココロに感じたこと
まいまいさん、娘とご近所までのんびりと買い物に出かけました。 陽射しがやわらぎ、春を感じる暖かさ。 店先には春野菜が並び始め、季節の移ろいを楽しみながら穏やかに暮らせる日々の幸 せ。本当に幸せなことです そんなことを感じながら、先日亡くなった友人のことを思いました。 私よりも1つ若く、まだ新婚ホヤホヤだった彼女。穏やかな幸せの中で知らされた病と 闘い続け、完治することなくたった3年で天国に召された・・・と亡くなってから知らされ た。 葬儀に駆けつけた時には、彼女のたくさんの友人のすすり泣く声の中に、たくさんの思い がこめられているのが分かり、私も同じだった。泣けた。 何故?何故彼女なの? 今もまだ、涙なしでは彼女のことは思い出せない。 彼女とのことは良い思い出・・などとは、とてもまだ言えない。 優しく知的なご主人を初めて紹介してくれた日の、彼女の嬉しそうな恥じらいがちな顔が 今も忘れられない。 いつも穏やかで美しく、おしゃれで颯爽としていた彼女。 いつもたくさんの友人と楽しく過し、そして人の為に動いていた彼女。 独身時代からお互いを呼び出しては、近所のカフェでお茶をし、他愛無い話しに笑いあう 良き友人だった。 もっともっと話をして、もっともっと思い出を作っていきたかった・・・。 病を告知され、自らの余命を感じたとき、彼女はどんな思いだったのだろう。 彼女の身に起きたことを知らないまま私は数年を過していた。 まいまいさんがのん気に暮らしている中、彼女はどれだけつらい思いをしたのだろう。 病と闘う彼女とは会えないままでお別れをした、でも会いたかった。 もう一度会いたい。 今も会いたい。 彼女は若く、まだ幸せはこれからだったはず。 彼女の分も強くたくましく、そして大事な物事を見失わないような幸せを、模索しながら生 きていく。 ・・・それが、残された私から彼女への手向けだと感じています。 そして、彼女がまいまいさんに遺してくれた優しさを心の支えに、日々に感謝して生きてい きたいです。
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Last updated
2009.02.19 14:03:16
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