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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3075)
カテゴリ:食べ物の話
金沢の市場といえば近江町市場が有名ですが、あそこは駐車料金がかかるし人ごみがすごいので私はめったに行きません。 ガイドブックに「金沢市民の台所」なんて書かれていますが、あそこで普段の買い物を済ませる人はよっぽど近所の人だけではないかな。 それでもそんなガイドブックの記述を信じて「金沢にお住まいでしたら、食材はいつも近江町市場で?」って聞く人もいます。 そんな人に「いえいえ、いつもジャスコかユニーですよ」っていうと、ちょっと怪訝そうにされたりします。金沢市民は近江町市場で夕飯の買い物をして欲しいと思っているのかな。なんかイメージ壊してしまったかしら。 で、近江町市場よりも「金沢港いきいき魚市」の方が、すいているし、何より目の前が漁港というのが活きがよさそうに思えちゃいまして、魚が欲しいときはちょくちょく行きます。 以前ココで足がもげてしまったため破格の値段で売っているズワイガニをGetしたことがあって、今日もそれがあればなぁと期待しましたが残念ながらありませんでした。 今がちょうど旬の香箱ガニが山積みになって売られていました。石川県では香箱、福井ではセイコと呼ばれる、ズワイガニのメスです。カニが水揚げされる土地以外ではあんまり見かけないでしょうね。この時期ならここら辺のジャスコやユニーならば普通に売っています。甘い身と卵が美味しいといいますが、今日はズワイガニが食べたかったのでパス。香箱にくらべるとズワイガニ(オス)はグ~ンと高くなります。 悩んだ末、かなり小さいけれど、1杯1000円という金沢港で揚がった地物というズワイガニを買いました。 ちなみに、カニの甲羅によく黒い粒々がついていますよね。あれは「カニビル」という寄生虫のようなものだとか。ゆでたとき全部落ちてしまいますから心配はなく、これがたくさんついているほうが脱皮してから時間が経っている証拠なので身が詰まっていて美味しいそうです。 カニだけじゃ足りないので、なんか刺身になる魚を探したら、ちょうどメジマグロが1尾1200円だったので買いました。メジマグロとは本マグロの子どもで、本マグロを縮小したような見かけで、食べればまぐろそのものの美味しさです。 店のおねえさん(?)によれば、「メジマグロはこの近海に散歩にやってくるのよ。でも、大きくなったら寄り付きゃしない。でかいのが来てくれた方がこっちはうれしいんだけどね」とのこと。大きくなったら大間とかに行くんだろうかしら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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