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テーマ:クリスマス(2748)
カテゴリ:食べ物の話
先週と同じ温泉センターに行ってきました。ここ一週間、ずっと雪が降り続いていましたので、積雪もかなりのもの。植物園に植えられたモミの木(?)も雪が積もってちょうどクリスマスツリーの飾りのようです。驚いたことにてっ辺にはちゃんと星型まである……。 「これに電飾が付いてて、リモコンをピッと押したら電気がついたらきれいだろうなぁ」 そういうと、小学生の娘は、「誰が電球をとり付けるんや」とつっ込んでくる。 まったく夢がなくていけません(っていうか、父ちゃんが夢見すぎ!)。 さて、我が家には変な恒例行事がありまして、クリスマスイブの夕食は、おでんって決まっているんです。 娘が「なんで?」と聞きますが、当の本人もそのわけを忘れてしまいました(^^;; で、「うちは敬虔な仏教徒だから」という説明をしておきました(答えになっていない)。 ところで、学生の頃、一人暮らしの友人宅でよくおでんパーティー開きました。そのとき、いつも入れるタネでもめたのを思い出します。 ちくわ、さつま揚げ、こんにゃく辺りまでは良いのですが、そこから先が問題。全国各地から集まったメンバーだけに地方色豊かというか、それぞれにこだわりがあるんです。 「昆布は結んでないと許せん」ってヤツ、 「白いハンペンなんか入れるな」というヤツ(黒ハンペンがあることすら知らなかった)、 「どうしてジャガイモが入っていない」って怒るヤツ……。 まあ、面白かったけど大変でしたよ。 で、私のこだわりというのが、「チクワブ」なんです。 チクワブって当然、どこのうちでも普通に食べているものと思っていましたが、実は違っていたんですね。どうも関東地方だけのおでんダネらしいということをそのとき知りました。 しかも、関東地方でも食べないヤツもいて、自分の最も好きなおでんダネが実は超マイナーだったことを知りショックを受けました。 友人たちからは「そんなうどん粉の固まりどこが美味しいんや」と揶揄され、それでもおでんパーティーの時はチクワブを持参して駆けつけていました。 しかし、関東地方を抜け出て北陸に暮らすようになったとき、スーパーでチクワブが売られていないことを知り、愕然としました。 「これでは美味いおでんが食えない」。 仕方ないので、自分で作ったこともあります。まあうどんの応用でいけるだろうと……。でも出来たものはやっぱりうどんでした。 ところが、最近では北陸のスーパーでも細々ですがチクワブが売られるようになり、一安心。 そして、同じ関東人でありながら「チクワブなんてどこがおいしいの?」と言っていたカミさんも、このところ「チクワブって意外とおいしいね」って言ってくれるようになりました(^^) で、写真のように、我が家のおでんはチクワブがてんこ盛りになってます。 このところの大雪には閉口していますが、今晩降っている雪はなんとなく神秘的というか、ロマンティックというか、ホワイトクリスマスって、やっぱりいいですね。 では、よいクリスマスを! デジカメ替えました。前より少しは美味しそうに見えるでしょ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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