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テーマ:北陸の旅(173)
カテゴリ:北陸周辺の旅
すっかり秋ですね……。ということで、トップの写真も変えました。公園ににょきっと生えていたキノコです。これは食べられるのかどうか? 残念ながらその知識は持ち合わしておりませんので、わかりません~~ あたると命に関わりますから、知らないキノコは手を出してはダメです。
さて、今日は一日、福井県の鯖江市から越前市(旧武生市など)、越前町あたりを、「越前の巧み」を求めて旅してきました(日帰りですけど)。 ケータイのカメラで撮った写真のためあまりきれいではありませんが、ピンホールカメラみたいな味わいがありますね。 ○まずは、鯖江市の越前漆器を見る 写真は「うるしの里会館」の蒔絵の天井。鯖江はめがねの生産で有名ですが、越前漆器は質実剛健とでも言いましょうか、丈夫で長持ちがとりえで業務用漆器のシェアが日本一だそうです。工房見学でロクロ作業をしている職人さんが、「今はお椀なんか作ってもまったく売れん」とぼやいておりました。今はその卓越した業を活かしてケータイのストラップでつけるミニチュアお椀を作ってましたが、これがよくできてましたよ。 ○お次は、今立の越前和紙 越前はまた和紙の産地としても知られています。写真は越前和紙の里の中核施設「卯立の工芸館」で、館内では職人の手漉き作業を見学することができます(有料なので今回はパスしました)。ここには、和紙の専門店もいくつかあり、カミさんが豆本作りに使う材料をしこたま買いました~~。それだけすぐになくなるくらい注文がたくさん来れば良いんだけどなぁ。 ○今度は、越前打刃物 旧武生市は打刃物、要するに昔ながらの鍛造した刃物が伝統産業として息づき、今も盛んです。 タケフナイフビレッジという工場見学もできるショールーム兼即売所があり、うちで今使っている菜切り包丁もここで購入しました。私とカミさんの親にプレゼントしようと菜切りと文化包丁を 1本ずつ購入しました。 ○お腹が空いたので福井の名物セットを ちょうど昼なので武生インターチェンジの横にある「越前そばの里」でお昼ご飯。福井といえば「おろしそば」と「ソースカツ丼」でしょう。ということで、その2つが一度に食べられるセットをいただきました。 ○本日のファイナルは越前焼 備前、信楽、瀬戸など日本六古窯のひとつが越前です。日本六古窯とは朝鮮や中国からの技術が入る前からあった、要するに古い窯の代表みたいなものといえば良いでしょうか。越前焼は一時期途絶えましたが、復興されました。飾らない素朴さが良いと思います。私はご飯茶碗にはちょっとこだわりがありまして、気に入ったものでないと嫌なんですよ。でも、茶碗って割れるじゃないですか。で、割れたときのために茶碗はストックしています。今使っている小鹿田焼の茶碗がヒビが入っているために、そのストックとして茶碗を買ってしまいました~~。でも考えたら、ストックはすでに九谷焼があったなぁ。 さて、今日回りました漆器、和紙、打刃物、焼き物はどれもクルマで10~30分くらいで行ける距離にあります。全部、「越前」が付きますね。でも、そばも含めていまや全国区になっています。これだけの至近距離に、こんなにも巧みの技が生み出した伝統工芸が息づいている、そんな越前はやっぱりすごい。 ところで話は変わりますが、帰りに先日のカモのトイレ表示をもう一度よく見たら、「男子」「女子」って大きく書かれていました。顔の色も男子が緑、女子がピンクとこの間見たときよりも色の違いがはっきりしていました。もしや、私のブログを見たJHの職員が手直しをしたのか? ま、そんなことはないですね~~。私の見落としだったんでしょう、失礼しました。 あ~、皆さんのところへも遊びに行きたいのですが、今日は寝ます。ごめんなさい。 ◎私の温泉履歴に糸生温泉 泰澄の杜を追加しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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