仕事で福井に行った帰り。夕日がきれいなので尼御前SAで一休み。
突然轟音が響いてきたので、見上げたらジェット戦闘機が編隊を組んで飛んでいった。
夕暮れのきれいな空に3つの星のように並んで飛んでいる。小松空港への帰りのようだ。
米軍基地の移転先が泥沼の様相になってきた。小松は米軍じゃないけど基地の町で、空をひっきりなしにジェット戦闘機が飛び交っている。
私が生まれ育った神奈川県には米軍基地があり、子どもの頃からジェット戦闘機は見なれていた。子どもの頃はかっこいいと思っていたけど、いつの頃からだろうか、「怖い」と感じるようになったのは……。
自衛隊機は日本の平和を守ってくれるものだろうが、爆音と威嚇的なフォルム、そして色。平和とはほど遠い印象を受ける。戦闘機であるから当然ではあるのだが……。
戦闘機の飛ばない空、本当の平和の空はいつになれば見られるのだろうか。
豆本工房 わかい