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テーマ:ニュース(100160)
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高速道路の通行料が休日上限1000円となってもうすぐ1年になります。
自公政権が行った政策の中ではかなりインパクトのあったもので、民主党にしてみれば、政権を奪取した以上、これをそのまま放置していくことは面白くないでしょう。変えることは衆院選のマニフェストでも公言していましたね。 本日、正式に見直し内容が発表されましたが、それにしてもやっぱりマニフェストとまったく違う方向に変わっているような感は否めません。 「結局値上げじゃないか!」という声も上がってます。私もそう思いますが、そもそも休日1000円とか高速無料化というのは、どんなものだろうか??って言う気持ちもありましたので、それについてはあんまり反対する気もありません。 そうそう、こんな話がありました。 先日、とある温泉旅館のご主人と話していたときのこと。その温泉旅館は秘湯として知られるところで、今までは新緑や紅葉シーズン、それと学校が夏休み中は、平日でもたくさんのお客さんが来ていたそうですが、昨年から様子が一変し、お客さんは土日に集中しているそうです。 平日でも比較的自由に旅行できた人たちも、土日めがけてやって来るそうで、露天風呂の日帰り入浴など、順番がつくほど。 このほとんどが高速道路1000円均一を利用してやってくる人たちなのだそうです。 なるほど、そんなことになっていたとは知らず……。となれば、今回の曜日に 限らず上限をもうけたことは合理的なのかも知れません。 ところが、どうも腑に落ちないのが、ETCのマイレージや各種割引の見直しです。 ETCを積んでいるクルマと積んでいないクルマを差別しないとの趣旨だそうですが、これっておかしくないですか? ETCってもともと国の施策としては、料金所での渋滞を減らす事で環境への負荷を軽減するって目的もあったはず。高速道路が無料化されればそもそも料金所がなくなるから渋滞もしなくなるでしょう。でも、果たして本当に無料化するかどうかわからない状態で、今のようにETCを積んでいるメリットが「料金所で一旦停止しなくて良い」だけだったら、普及するどころか、今後車を買い換えるときにも付けなくなりますよね。 全国の料金所にETCレーンを作ったり、相当な金がかかっているはず。「高速道路が本当に無料化できる」自信がない限りは、ETCを縮小の方向へ導くことは果たして賢明かどうか……。政権が変わったことのパフォーマンスで終わりはしないですか。 いずれにしても国民の人気とりのために高速道路の料金体系をコロコロ変えるのは何とかして欲しいです。先が見える政治をしていただけないものでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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