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テーマ:北陸の旅(173)
カテゴリ:金沢観光
今日の金沢はからっと晴れて過ごしやすい一日でした。 金沢では百万石まつりが行われて、まあ、街は祭り一色。地元のテレビも、ほとんどがメインイベントの百万石行列を中継していました。 金沢って、青森のねぶたとか徳島の阿波踊りのように観光客を呼べる大きな祭りってないんですよ。そのせいもあるんでしょう、地元の力の入れようは半端じゃないです。 まあ、人混みが嫌いな私は昼の行列(前田利家の金沢城入城を再現したもの)は観に行ったことはありませんが、最近、何かと金沢の観光に関係することがあるので、せめて雰囲気だけでもと思い、日が落ちてから行われる夜の部?に行ってきました。 金沢城では薪能が舞われ、ライトアップされた兼六園では、オーケストラアンサンブル金沢のコンサートが行われていました。 日中とは違い少しひんやりとした空気の中で、和と洋が生み出す幻想的な空間がとても印象的。私は昼よりもこっちの方が性に合ってそうです。 金沢って文化や芸術に関するイベントが人口の割にはとても多く、洗練されて質が高いものが多いんですよ。今もルーブル美術館とコラボした現代美術展が行われています。 金沢市民は子どものころからそんな空気に触れて大きくなっていくんです。 日展の入選者が石川県は日本一多いそうですが、こんな風に下地ができて行くんでしょうね。 金沢って何かにつけて「百万石」って冠をつけたがるんです。 「平成の世に加賀百万石?」なんて気もしますが、この芸術を重んじる風潮はおそらく前田藩のころから培われてきたもの。 あらためてそんな風に考えると、今も「百万石」が残した影響はたくさんあるような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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