1451987 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006.07.19
XML
名前を聞いて正直ピン!と来ない人ばかりでしょう。

そんなに有名ではありません、当時の露出は大変多かったようですが、現代においては忘れられている指揮者の一人かもしれません。

サバタは指揮者でもありながら、元々は作曲家であり、音楽院で作曲を学び、卒業後作曲活動に入ったサバタの作品はセラフィンやトスカニーニによって採り上げられ、ドイツではリヒャルト・シュトラウスがサバタの作品を指揮、1917年にはサバタが作曲した歌劇『岩石』がスカラ座の舞台にかかり大成功をおさめているんですね~。

のちにモンテカルロ歌劇場で指揮者デビューをします、そしてラヴェル作曲の歌劇「子供と魔法」を世界初演し、喝采をうけます、それから指揮者活動が波にのります。

トスカニーニの後任して、スカラ座の音楽監督に就任。バイロイト音楽祭をイタリア人指揮者としては二番目(一番目はトスカニーニ)に登場しました。

これを見ていると正直、名前がもっと前に出ていてもいいような気がいたしますが、なぜか名前が薄れていっているんですよね。

この人の音源は確かに古いです、あまりいい音とも言えませんが、イタリア人ということもありかなり熱のある演奏が多いんです。

ラヴェルの管弦楽を聞いていても、まずは「ボレロ」。
かなり音に力があり、スピーディー。それでありながらも繊細さを忘れていない演奏です。
そして、私も大好きな「ラ・ヴァルス」
これも曲自体が大変魅力的なんですが、これもスピーディーで、歩いていて後ろを押されているような、迫り来るような感じがヒシヒシ音符と感じられます。「ラ・ヴァルス」を上げるならば、1位にアルトゥスのコンドラシンのもので、2位にこの演奏が来るような感じがしますね(私が聞いた中で)。

先日購入いたしました、ブラームスのVn協とベートーヴェンの交響曲第5番「運命」
B000066R8A.01._SL100_SCTZZZZZZZ_

「運命」は正直、力がありますね、音に迷いがないというのは言いすぎかもしれませんが、曖昧さがなく、スパッいなずまとしてます、聞いていて心地のいい演奏です。
Vn協は、出だしからスリリングなかなかのスピードで、楽しい解釈で楽しめます。

見た目は正直、ストコフスキーと争うくらいのモノですが、演奏は素晴らしいです。
繊細で、力強く、説得力がある演奏です。

もっと音源が復刻してくればいいのにな~きらきら





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.07.19 12:53:40
コメント(0) | コメントを書く
[大好きな指揮者!!] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X