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プロコフィエフというと先日も書きましたが、CM(ボーダフォン)でよく流れているのが、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」の作曲者。
プロコフィエフは、初めて興味を持った作曲家でもあります。 元々は、大学2年の時でしたか、先輩で「東海オーケストラ連盟」でプロコのロメジュリをやるという話から始まった。 当時知識は全然なく、先輩から教えてもらったり聞かせてもらったりしていた初心者に近い感じだった。 しかし、ロメジュリと共にマニアックの一歩を踏み入れるCDを見つけてしまってから・・。 スイス・ロマンド管弦楽団/エルネスト・アンセルメ プロコフィエフ作曲スキタイ組曲「アラとロリー」 これは衝撃的でした、私の最も尊敬する敬愛なるアンセルメとの出会いと、プロコフィエフとの出会い。 この曲自体、それほど有名というわけではない、結構コアな曲目で、どちらかといえば荒々しく激しい、暴走しまくる巨人・魔獣などを連想させる驚異的な曲。 さっそく、栄の芸文にいきましてライブラリーで捜しましたスコア。 こりゃ~、まあ大編成ですよ。 そりゃあれだけの大きな音、共鳴、爆裂的なことを考えれば、こんな編成当たり前かと・・。 それから、プロコの交響曲全集とか買いまして、聞きました。 なぜ、交響曲第1番「古典」(ハイドンが今の時代にいたらこう作ったであろうと考えて作曲)と第2番、第3番との距離感が広いこと広いこと。 ここまで違うと本当に同じ人が作ったのか?? と疑いがありますよ、個人的にはあまり皆さんが演奏会でも聞かないような第6番が好きですけど。(3楽章のベースが地味なんですけどよく響いてるんですよね、周りから見ればダサダサ) 「キージェ中尉」も大変いいですよね、不協和音のようで違うあの堂々とした中にある和み豊かな旋律。これもベースがソロで弾いていたりするんですよね。 プロコの凄いところは、何か。 幼少期にピアノで「巨人」というオペラ?を作曲しているんですよね。 それだけではありません、ピアノ協奏曲第3番では日本に来日した際に影響を受けたとみられる踊りの旋律が含まれている。 ラフマニノフのライバルというくらいのピアノの名手だった。 これをあげればいくらでも出てくる気がしますが、オケ曲からバレエ、映画音楽なども多く手がけプロコらしいというところも見せつつ、決して同じような曲になっていない。 プロコが子供向けに作ったかどうか定かではないが、「ピーターと狼」は物語・楽器紹介という両方を備わった名曲。 なななんと!! あのチェリビダッケがスキタイ組曲!! まだ聞いてないので聞いてみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.09 12:57:45
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