テーマ:コントラバス net ♪(25)
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珍しいかもしれませんが、自分の弾いている楽器でソロとかカルテットとか弾いているのは正直好きではないんですよ。
普通は、好きな人が多いんですけどね、ヴァイオリンとかだとチャイコフスキーだ~シベリウスだ~ブラームスだ~とか協奏曲、四重奏とか大変多いですし、チェロも同じようなことが言えます。 ビオラは同じ匂いを感じるんですけどね。 しかし、私は、ベースですので数少ない協奏曲なんぞ何が楽しいか?? ベースでそれを弾いて楽しいのかい? 言ってみれば、自分が弾けないから、いろんなプレッシャーとかイビリみたいなもんです。 しかし、それも少しづつというか変えてくれた名曲があります。 それは、 「コントラバス協奏曲」 ボッテリーニ?ドラゴネッティ?それとも??・・・・ 私の好きになったのは クーセヴィツキーのコントラバス協奏曲!! 何がいいかって? まず始めに、クーセヴィツキーという名前。 多くの方は、指揮者じゃないの?玉の輿おやじじゃないの? というのはあるかもしれませんが、コントラバスの名手だったそうで、多くの曲を残しているんですよね。(どうも旨いこと作曲ができなかったためか門下のバーンスタインなどに手伝わせていたらしい?!) また、金持ちの嫁さんを射止めて大富豪に(ビーチャムとは逆バージョンですね)。 これにより、クーセヴィツキー財団を設立し、多くの作曲家に新作を依嘱。これによって、バルトークの<管弦楽のための協奏曲>、ブリテンの歌劇<ピーター・グライムズ>、アーロン・コープランドの<交響曲 第3番>、メシアンの<トゥランガリーラ交響曲>が作曲された。 クーセヴィツキーによる依嘱作品の初期の例に、ストラヴィンスキーの<詩篇交響曲>(ボストン交響楽団創立50周年記念作品)や、ラヴェルによる<展覧会の絵>の編曲がある。 この業績は大きいです。 また、人望がとても熱く。決して指揮はうまくはなかったが、絶大な魅力があったとのことです。 ですので、長きにわたりボストン交響楽団の指揮者として活躍していたんですね。 早速、曲の内容にまいりますが、 協奏曲とはいえども、高音いきですよ! 出だしのホルンなんかカッコイイ ロシア的な響きにうっとり ベースというか、チェロの音色に近いような楽譜で、過去にまさのソロ譜を持ち歩いていた某A工大のベースの子がいました。ちなみにスコアは芸文にありますよ!! 艶かしいような音色と超絶技巧のベースの動き 「なあぁぁんジャジャゃゃこるりゃゃゃぁぁ!!」 大興奮でしたね。 もう廃盤になっているそうですが、ベーシスト・クーセヴィッキーの演奏したこの協奏曲が音源としてあるそうですが、聞きたかったな~! 音源は古いがいい演奏です、ある意味当時としては活気的だった展覧会の絵ラベル編をどうぞ。 意外にも思うかもしれませんが、クーセヴィツキーはシベリウスを得意する指揮者です。 コントラバスの名演を低価格で。クーセヴィツキーの「悲しい歌」を収録。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.14 23:31:15
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