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クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

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2007.05.07
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今となっては日本人の人でも、ある程度名前を聞くようになった

  ウラデーミル・アシュケナージ

元々がピアノの名手というか貴公子。

ショパンコンクールで第二位、チャイコフスキーコンクールで第一位という凄い業績を持つ人。

今となっては、ピアニストというよりかは、指揮者(N響の指揮者)というイメージが強い。

名ピアニストで指揮者という人はいくらでもいる。

彼の場合は、どちらも平然と役職に値するという、親近感がある。

バレンボイムやプレトニョフ、ペレイア、アファナシエフなど多くのピアニストから指揮台に立つという人がいるが、この人が一番煌びやかではないだろうか。

初めて聴いたのがピアノ独奏ではなく、指揮したもの。

 ラフマニノフ  交響曲第2番

 
これが、私の中ではベストです。
ラフ2と言えば、どうしてもプレヴィンの名が出てきますが、納得いかない!!
アシュケナージのものは、安心して聴ける。
これが私の中では最高のラフ2です。

最近では、シドニー交響楽団の首席指揮者兼ミュージックアドヴァイザーに就任するということで、衝撃を受けた。

アシュケナージは、指揮者の気持ちもわかりながらも演奏側の気持ちがわかるような気がする。

近年では、N響を振ったりする際、指揮姿が、ラフなのである。今までの指揮者はネクタイに黒いスーツ、ピチッ!!とした正装で演奏するというイメージがあるが、アシュケナージの場合は極端に言うとバーンスタインの生まれ変わりのように感じる。

ゲネプロとあまり変わりない服装をし、ネクタイをしない(タートルネック)。だから堅苦しさがないというか、自由奔放に感じる。

だから名演が多いのか?!N響に招かれたと思う。

アシュケナージは、自由に音楽を表現する。

音に喰われないように生きていく、その姿に感銘を受ける。




アシュケナージのN響とのチャイコフスキー。
力強く、新鮮な演奏です。


ムソルグスキーの「展覧会の絵」。
一般的なものは、ラヴェル編曲なのですが、アシュケナージも編曲しているんです。
ピアニストだから出来た編曲をお楽しみください。

アシュケナージの技法と、音楽の解釈を主張してください。





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Last updated  2007.05.08 00:57:59
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