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クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

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2007.06.17
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カテゴリ:一般評論
今回書くことは、思ったことです。

実際、我が家には今、隼人という愛犬がいます。

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   こいつなんですけどね。

私は、毎日朝の散歩に行きます。雨の日は、散歩に行けないというか行かないんですが。

今日、フロイデの練習場に向かう際、車で運転していたら、道路に死骸がありました、犬なのか猫なのか?まったくわかりませんが、それが判別できない状態でした。

私は、必ず見つけたら、祈って通りすぎます。

必ず死というものは訪れます、特に飼っているペットに関しては、自分より先に歳をとり、早く死んでしまうものが大半です。

その死に目を見たくないがために、私は、散々ペットを飼うのをやめてきました。

しかし、今はいるじゃない??と言われますが、私が反対するのを知っていてまったく内緒で連れてきたんです。

連れてきてしまっては、反対もできませんし。飼うしかないないですからね。それから1年以上たちました。

反対したのは、どうしてか。10年以上前に猫を飼っていたんです、雑種でチャーミーといいます。

それを長いこと飼っていました。可愛いもんで、よく食べるし、良く寝るは、外に出かけてはなかなか帰ってこないという、人間の思春期を迎えた?ような行動をとっていました。

我が家は、一度家を建て直すために引越しをしました。ペットを飼ってはいけないアパートに飼って、たまにコッソリ首輪をつけて散歩させたりしました。しかし、いつかわかりませんが、突然外へ出て行ったきり、まったく帰ってこなかったのです。

心配になって近場を探してもいるわけもなく、心配をし続けました。

ある日、建て直す家の近所の人から猫の声がするからもしかしたらそうじゃない??と言われて、行ってみました。

まったくの更地に、悲しげに叫ぶチャーミーがいたのです。それをみてうれしいというか悲しいというか、何て愛着のアル奴だと関心しました、アパートから家まで一度も通ったことがない、帰ったこともない道をひたすら家に帰るため歩き探し続けたチャーミー。

新しく家も立ち、それから、いつものような生活に戻りました。

しかし、出歩いたのが祟ったのか、徐々に体調を悪くしました。

晩年のチャーミーは、一人では歩くことも出来ず、トイレにも行けず(オムツをしていました)、這い蹲るだけで、悲しく泣いていました。

苦しいのか、凄いどす黒い声で泣き叫び、これはもしかして?!と思って急いで母親と病院に連れていきました。

車の後部座席にチャーミーを抱きかかえながら、なだめる私。
苦しいのか抱きかかえていても、もがいたり、蹴ったりして動こうとして泣き叫んでいるんです。

しかし、徐々に激しさが増し、最も苦しい声を上げ、手足で私の身体を蹴り上げて、動きが止まりました。

そのとき初めて見ました。

生き物がなくなる瞬間。

  瞳孔が徐々になくなっていくところを・・。

今まで、水色の綺麗な目に黒い目があったのに、その瞬間、黒い目が徐々に白く白くなっていったのです。

これほど辛いときはありませんでした。生き物を最初から最後まで飼ってきた初めてのとき。

その悲しいお別れが突然やってきました。死因は、エイズと白血病でした。

それから、長年飼うことをやめていたんですが、絶対別れがくるんですよね。自分が機嫌が悪いからって当たってはいけません、逆に話相手になってくれるわけですから大切にしてあげましょう。

どれだけ小さな命にも重さ、存在、証というものがあるんです。

それだけわかって欲しくて書きました。






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Last updated  2007.06.17 22:02:32
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