田中好子さんの告別式。

2011.04.27

カテゴリ：一般評論

本当に良い告別式でした。

最初で最後でしょう、解散した後、３人が公の場で揃うのは・・。

生前の最後の肉声には、何となく力がなく、語尾も弱弱しいものでした。

キャンディーズ時代は、”ちゃん”づけで読んでいたとは思うんですが、時代が流れるにつれて、もう”ちゃん”じゃないんじゃない？？という風に３人の仲ではなったのかもしれません、普通に”さん”になっていたのが、不思議な感じがしました。

アレだけの状態だったのに、東北震災を思い、亡くなった人たちの力になりたいと言っていたのが、「いい人」さがさらにみえました。

残された２人も悔やんでも悔やみきれないと思います。
３人の中でも、あまり歳はかわりませんけど、甘えん坊の一番下の末っ子です。
その子が、まさか自分より先に旅立ってしまうなんて思いもよりません。
”永遠のキャンディーズ””もう一度３人で会いたかった”というのが、凄い印象的でした。

ＣＤ屋に行けば、キャンディーズのＣＤが品薄になっていました。
当時のファンは、哀しみでしょうがないがないでしょうね。
私も凄い好きな歌が多くて。
意外なのは、あれだけ名曲があるのに、１位になったのは、ラストソングとなった「微笑みがえし」だそうです。解散するファンが、何枚も購入し、はなむけとして１位にさせてあげたそうです。ファンの信頼も熱いですよね。

本当に良い人ばかりが先に旅立ってしまうのが残念です。
そうめんメーカーの”揖保の糸”は、永久としてＣＭを流してくれるそうです。
唯一見れる生前の姿になりそうです。逆に放送をしてくれてありがたいと思います。
最近、「８時だよ！」の特集が組まれる際に、必ず若い頃のキャンディーズが映し出されるのが、なんか嬉しかったです。

ご冥福を改めてお祈りいたします。

　