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クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

クラシックどっぷり日記 ~音楽回想~

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2014.07.13
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いや~、こないだの金曜日に、フランス国立リヨン管弦楽団を聴いてきました。
先週のスイス・ロマンド管に続いて、2週連続です。

指揮者は、レナード・スラットキン。
スラットキンは、前からも言っているんですが、ときたま面白い企画をしたりするんですよ。
バッハのオルガン曲を全てオケ編曲したもの(それも編曲したのが全て指揮者という)、展覧会の絵の編曲が1曲ずつ違うとかね。
最近では、ナクソスとのラヴェルの管弦楽集やラフマニノフ交響曲第2番とか凄い積極的に活躍しています。

こういうところが好きで、演奏会に行ったんです。

曲目は、

 バーンスタイン キャンディード
 ラロ スペイン交響曲
 サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付」

バーンスタインのキャンディードは、最近有名になりました楽曲。
個人的にもものすごい好きな曲で、1度ためしに学生のころにやりましたけど、さっぱりリズムがわからなくて挫折した思い出があります。

席は、舞台の裏側といいますか、指揮者の顔が見えるオルガンの斜め上あたりの場所。

そして、あの金管と打楽器の出だしから開始されたキャンディード。スラットキン自身がアメリカということもあり凄いマッチしています。
やっぱり上手い、オケはもちろんのことですけど、スラットキンの指揮が上手い。
指揮が凄い的確で、だからオーケストラ・ビルダーと呼ばれるんだと感じました。

ものすごい、いい演奏でしたよ。

そしてサブのラロ。久々に聴きました。
数年前に聴いていたくらいですけど、それほど印象に残るものではありませんでした。
ソリストは、五嶋龍。
改めて聴いて、ものすごいいい曲だと感じました。
丁寧に弾いているし、凄い説得力のある演奏。そしてオケと指揮者の息が凄い合っているのが感じられました。
これだったら、オケと指揮者の関係は崩れないなと感じました。
この曲、かっこいいですね~。

そして休憩をはさんで、メインのオルガン付
これが、プロオケで聞けるなんてすごいと思いましたよ。
まさかの、芸文のオルガンですよ。
指揮者とオケとの戦い、そしてオルガンとの掛け合い。
オルガンにものすごい近い席だったので、身体に振動が伝わってくるんですよね。
個人的には、2楽章の後半のピアノの連弾が凄い好きです。(動物の謝肉祭でも水族館が好きです。)
久々にオルガン付を生で聴いて感動してしまいました。

そして、アンコールは客席に向け、スラットキンが2曲やりますと告げ、立て続けに演奏が行われました。
1曲目はフォーレのパヴァーヌ。
凄いきれいな曲で、静けさの中に繊細さがあってとてもよかったです。

そして、2曲目はオッフェンバックの「天国と地獄」の有名な部分「カンカン」。
演奏し始めて、スラットキンが徐々にヒートアップしていきます、客席に身体を向け、手拍子をということで会場が一体になります。
ポップスもお得意なスラットキンですので、観客の心を奪うのが上手いな~と思いました。

観客も凄い白熱を感じて盛大な拍手とブラボーの嵐でした。

やはり海外のプロオケは凄いですね。
聴きに行って改めてよかったと感じました。

次は、どの演奏会に行こうかな~。

 
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Last updated  2014.07.13 20:39:45
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